第5位 テクノロジ戦争の新たな戦場
戦争は地獄だ。しかし2012年がそうだったように、テクノロジ戦争は消費者と革新に素晴らしい結果をもたらすことがある。テクノロジ戦争はいくつかの戦場、とりわけモバイルとソーシャルで規模が拡大し、より高性能で高速、安価なデバイスと、膨大な数の新アプリが登場した。
AppleはiPadによって堅実な成長を維持し、7インチタブレット群との競争を有利に進めるためにiPad miniを発表した。サムスンやAmazon、GoogleなどのAndroid陣営の企業はAppleに触発されて、自社製品の性能を高めていった。
「iPhone」は成功を維持し、記録的な販売台数を記録したが、現在、Android携帯電話とiPhoneの販売台数比率は6対1になっている。Microsoftは携帯電話とタブレット、PCの市場にWindows 8を投入し、AppleとAndroidに対抗して、革新的なSurface PCおよびタブレットを発表した。
ソーシャル分野ではFacebookが戦場を支配し続け、アクティブユーザー数10億人の壁を突破した。しかしGoogleも「Google+」で月間アクティブユーザー数1億3500万人を達成し、検索と同社の全アプリケーションにソーシャルを張り巡らせるという目標を掲げて、Facebookを警戒させ続けている。
さらに、2.5日につき10億件のツイートが投稿されるTwitterは、世界のリアルタイムニュースフィードとして台頭を続け、パートナーがTwitterのAPIを使って実現できることに制限を加える措置を講じた。
提供:CNET