第12位 Marissa Mayer氏 Marissa Mayer氏が2012年夏に米Yahooのトップの座についたことは、あちこちのジャーナリスト舞い上がらせた。マニア、優秀なビジネスパーソン、母親、学者、初舞台に立つ女性といったさまざまな顔を持つこの有名な最高経営責任者(CEO)は、人物像を紹介する記事や憶測の魅力的な対象となった。 終わらないように思えたYahooのCEOの相次ぐ交代は、崩壊しつつある大手ウェブ企業を1つにまとめることはできないということを示していた。その後に届いたMayer氏選任のニュースは、テクノロジ業界にとってうれしい驚きだった。Googleの20番目のエンジニアで、スタンフォード大学出身のMayer氏は、すばらしい知性に、抜け目のない対人スキルを兼ね備えていると評判だ。そのどちらも、傾きつつあるYahooでは歓迎される能力である。Yahooは、この先メディア企業になりたいのか、それともテクノロジ企業になりたいのかを決めるのに長い間苦労してきた。 Mayer氏が、CEO選任直後に自らの妊娠を発表すると(同氏は主要な企業では初めてとなる妊婦のCEOになった)、Mayer氏のとどまるところを知らないかのような高いエネルギーと、大きな仕事を成し遂げるためにはどんなことでもするという献身的な姿勢の両方が世間の注目を集めた。しかし、同氏がYahooを救えるかどうかは、現時点ではまだ分からない。
提供:James Martin/CNET
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