米CNETが選ぶ2012年テック業界の出来事ワースト10

CNET News staff  (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年12月01日 07時30分
 米CNETの2012年失敗大賞にようこそ。ここでは、大きな話題を集めたものの足踏みを続けている新興企業から、米国の革新を抑圧している国家的な知的財産制度まで、さまざまな事柄を選出する。最初に紹介するのは、遠い昔、われわれにNapsterをもたらしてくれた人たちだ。

10位:Sean Parker氏の「AirTime」

 期待を大きく裏切ったSean Parker氏のAirTime。忘れてしまった人のために説明すると(仕方のないことだが、ほとんどの人はもう忘れているはずだ)、AirTimeはチャットサービス「Chatroulette」に対してParker氏とShawn Fanning氏が出したPG指定の回答だ。

 AirTimeは6月に発表された。そのときの記者会見で行われたデモにはJim CarreyやAlicia Keysなどの有名人が参加したが、さまざまなバグが発生した。それはテクノロジにとって典型的な、「最近ありがちなこと」だった。つまり、あちこちでジュージューと肉の焼ける音がするのだが、ステーキ自体はそれほどない、という状態だ(この部分は、あなたの好きな比喩表現に変えてもらってかまわない。煙があるのに火は見えない、吠えはすれども噛みつかない、カウボーイハットをかぶっているのに牛を追わない、など)。

 そしてAirTimeを利用したことのある人は極めて少数だ。Parker氏が10月のDカンファレンスで述べたところによると、AirTimeのアクティブユーザー数はわずか1万だという。Fanning氏はもはや同社で日常的な業務を行っておらず、6社の取締役を務めるParker氏は多忙を極めている。それでも同氏は聴衆に対し、AirTimeは「コミュニケーションを一変させる」だろうと断言した。

 楽しみなことだ。
Scroll Right Scroll Left

 米CNETの2012年失敗大賞にようこそ。ここでは、大きな話題を集めたものの足踏みを続けている新興企業から、米国の革新を抑圧している国家的な知的財産制度まで、さまざまな事柄を選出する。最初に紹介するのは、遠い昔、われわれにNapsterをもたらしてくれた人たちだ。

10位:Sean Parker氏の「AirTime」

 期待を大きく裏切ったSean Parker氏のAirTime。忘れてしまった人のために説明すると(仕方のないことだが、ほとんどの人はもう忘れているはずだ)、AirTimeはチャットサービス「Chatroulette」に対してParker氏とShawn Fanning氏が出したPG指定の回答だ。

 AirTimeは6月に発表された。そのときの記者会見で行われたデモにはJim CarreyやAlicia Keysなどの有名人が参加したが、さまざまなバグが発生した。それはテクノロジにとって典型的な、「最近ありがちなこと」だった。つまり、あちこちでジュージューと肉の焼ける音がするのだが、ステーキ自体はそれほどない、という状態だ(この部分は、あなたの好きな比喩表現に変えてもらってかまわない。煙があるのに火は見えない、吠えはすれども噛みつかない、カウボーイハットをかぶっているのに牛を追わない、など)。

 そしてAirTimeを利用したことのある人は極めて少数だ。Parker氏が10月のDカンファレンスで述べたところによると、AirTimeのアクティブユーザー数はわずか1万だという。Fanning氏はもはや同社で日常的な業務を行っておらず、6社の取締役を務めるParker氏は多忙を極めている。それでも同氏は聴衆に対し、AirTimeは「コミュニケーションを一変させる」だろうと断言した。

 楽しみなことだ。

提供: Airtime

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]