第17位 Jobs氏亡き後のAppleが見せた亀裂 Appleがうまくいっていなかったとすれば、一部の人々の心に浮かぶのは、細部にまで強くこだわっていたSteve Jobs氏の支配がなくなったことで、Appleの品質が悪化し始めているのではないかということだった。 失敗の例としては、不評だった「iOS」の組み込み型地図ソフトウェアの刷新が挙げられる。CEOのTim Cook氏は後日このソフトウェアについて、同社の「失敗」だったと述べた。ほかには、「Genius」サポートクルーの1人が登場する出来の悪いテレビコマーシャルや、Appleの小売事業に変更を加えたことで生じた、同社直営店での勤務時間短縮や(一部では)レイオフがある。 さらに、iOSと「OS X」の最新バージョンにわくわくするような機能がなかったことや、発売からわずか7カ月後に新製品に置き換えられた第3世代iPadの寿命が短かったことに失望した人々もいた。 社内抗争の兆しもある。iOSソフトウェアの責任者であるScott Forstall氏の退職が予定されているほか、同社の小売部門を率いていたJohn Browett氏が突然辞職した。
提供:James Martin/CNET
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