最後に、Appleの製品ライナップの中にもライバルがいる。10インチタブレットに関して言えば、AppleはまだiPad 2を販売し続けている。ただ、iPad 2はもうかなり古くなっているし、16Gバイトで399ドルという価格は今や少し高すぎる。そのお金があれば、数週間後に発売される399ドルのiPad mini with Retina Displayを購入すべきだろう。iPad miniには7.9インチのディスプレイと、A7プロセッサが搭載されており、iPad Airの対抗馬としてはもっとも魅力的な存在となっている。
同じように見えるという理由で、iPadの購入を何世代か控えてきたユーザーにとっては、買い換えのいい機会になるだろう。iPad Airには十分期待できる。特に新しい機能はなく、Touch IDが採用されなかったことは残念だが、性能を向上させながらバッテリ持続時間は落ちていないのは、内側では進化が続いていることを示している。しかし、本当に印象的なのは外観の新デザインだ。iPad Airは同クラスのどんなタブレットよりも薄く、そして軽い。従来のiPadは、いつも非常に重く感じた。しかしこのiPadはまったく違う。
ただし、同じくらい高い性能と品質を持ち、さらに薄くて軽いタブレットがある。それは、まもなく発売されるiPad mini with Retina Displayだ。100ドル安いiPad mini with Retina Displayは、iPad Airの最大のライバルになるかもしれない。これは時が経たないとわからないことであり(新型iPad miniは11月中に発売予定)、今は判断を差し控えよう。もし、より小さなタブレットが欲しいと思っているのなら、「購入」ボタンを押すのはもうしばらく待った方がいい。フルサイズのタブレットを探しており、最高のものには多少余分に払ってもいいという人なら、迷わずiPad Airを購入すべきだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」