前世代のiPadの場合、同梱されているものは多くなかった。今回は、USB-Lightningケーブル、12WのUSB電源アダプタに、数ページの法律上の注意書きと、2枚のAppleシールが入っている。また、Cellularモデルを購入した場合は、SIMトレイを空ける道具も同梱されている。
iPad Airは、ほかの10インチタブレットがほとんど発売されない時期に登場することとなったが、これはおそらく、他社がiPadとの比較を恐れてこの時期を避けたためだろう。大きな例外は「Surface 2」であり、32Gバイトモデルが499ドルで発売される。こちらも非常に高品質なタブレットではあるが、iPad Airよりもディスプレイの解像度が低く、(若干)バッテリ持続時間が短いにも関わらず、厚くて重い。生産性を重視するユーザーはであれば、Surface 2も検討するだろうが、これはタイプしやすいカバーキーボードが用意されているからだ。「Windows RT」用のアプリが少ないことは、Surface 2にはかなり不利に作用するだろう。
デバイス | 最低価格 |
---|---|
Apple iPad Air | 499ドル/16Gバイト |
Apple iPad mini with Retina Display | 399ドル/16Gバイト |
Amazon Kindle Fire HDX 8.9 | 379ドル/16Gバイト(広告あり) |
Microsoft Surface 2 | 449ドル/32Gバイト |
サムスン GALAXY Note 10.1(2014年) | 549ドル/16Gバイト |
Google Nexus 10(2012) | 399ドル/16Gバイト |
また、Android陣営では、サムスンの2014年版の「GALAXY Note 10.1」がある。16Gバイトモデルで549ドルという価格は、iPad Airよりも50ドル高いが、その分スタイラスが付いている。これは、出先でペンを使った作業をしたいクリエイティブなユーザーにとっては好ましい選択肢になるかもしれない。卓越したディスプレを持ち、16Gバイトモデルが399ドルで手に入る2012年版の「Nexus 10」も、面白い競合相手になるだろう。ただ、後継機種が登場するという見方が強く、Nexus 10に今投資するのが賢いかどうかはよくわからない。
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