【新幹線N700S「かもめ」】
2022年9月に開業した西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)では、6両編成のN700Sが「かもめ」として運転されている。
N700SはJR東海が開発した車両だが、かもめ用の編成は、東海道・山陽新幹線用とはデザインが大きく異なっている。車体下部はJR九州のコーポレートカラーである赤に塗装されたほか、側面には「かもめ」ロゴや文字によるレタリングを配置。デザイン発表当時のJR九州社長、青柳俊彦氏が揮毫した「かもめ」ロゴも描かれている。
リデザインを手掛けたのは、インダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治氏。これまでにもJR九州のさまざまな車両をデザインしている。
日本全国を駆ける鉄道車両は、会社や列車によって、デザインが大きく異なる。各社の華である新幹線や特急電車はもちろん、一般の通勤電車でも、見た目にこだわった車両が数多く存在する。
見て楽しい、乗って楽しい鉄道車両たち。さまざまな列車の中から、見た目がユニークなもの30形式をご紹介しよう。
画像撮影:鉄道コム