M320は、旧式の「M203」グレネードランチャー(これに代わってM320が採用される)と異なり、取り外して単独の武器として使うことができる。米陸軍によると、取り外すのに特別な工具は必要ないという。M320はハンドヘルド型レーザー距離計と、赤外線照明器および照射器と連携する。信頼性と安全性を高めるために、ダブルアクションの引き金を採用している。ニュージャージー州にあるPicatinny Arsenalの兵器研究、開発およびエンジニアリングセンター(Armament Research, Development and Engineering Center:ARDEC)が開発を担当した。
「AGIプログラムの文脈で使用される最も優れた発明品は、実用的な拡張や応用であり、現状を一変させる新製品だ。陸軍の研究開発コミュニティーから誕生したしたもので、即応性を高め、兵士に良い影響をもたらす」(米陸軍)
提供:C. Todd Lopez./U.S. Army