「Fairchild C-119G Flying Boxcar」は、同博物館の案内板によると「貨物、兵員、担送患者、機械化装備、パラシュート部隊を運ぶために設計された」という。
乗員4名、重量8万5000ポンド(約3万8600kg)のC-119は、1947年に初飛行し、1955年まで生産された。韓国空軍のほか、カナダ、ベルギー、イタリア、インドの空軍でも使用された。またベトナムでは、生産終了からしばらくたっていたものの、地上支援機として使用された。
「内部積載容量が大きく、鉄道の有蓋(ゆうがい)貨車1両分ほどもあったことから、『Flying Boxcar(空飛ぶ有蓋貨車)』というニックネームがつけられた」(ヒル航空宇宙博物館)
提供:Daniel Terdiman/CNET