この「XF-86 Sabre」は、乗員1名で、926マイル(約1490km)の飛行が可能だった。1947年に、米空軍初の後退翼戦闘機となった。水平飛行では音速にあと少しで到達する速さであり、急降下時には音速を超えることができた。同博物館によれば、1950年からは、Sabreは米空軍の前線戦闘機とみなされていたという。
朝鮮戦争中、Sabreは旧ソ連の「MiG-15」と交戦し、多大な名声を博した。Sabreは操作性と上昇速度で劣っていたにもかかわらず、撃墜対被撃墜比率が10:1でMiG-15を上回ったとされている。
提供:Daniel Terdiman/CNET