フォトレポート:米空軍の歴代軍用機--航空博物館の名機が語る空中戦の歴史 - 7/16

文:Daniel Terdiman(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年10月16日 07時45分
 これは、敵機を破壊するために作られた「Bomarc A」地上発射型無人迎撃ミサイルだ。Boeingとミシガン航空研究センター(Michigan Aeronautical Research Center:MARC)にちなんで「Bomarc」と呼ばれたこのミサイルは、発射時の推進力には液体燃料ロケットブースタを使用し、十分な速度に達したらラムジェットエンジンを作動させた。

 ヒル航空宇宙博物館の案内板には「目標周辺まで地上から誘導され、そこからは内蔵の目標追跡装置でコントロールを行った」とある。

 Bomarc Aは、最初のプロトタイプが1952年に試験され、1960年に実運用されて、米国北東部の5カ所の空軍基地に配備された。このミサイルは、スライド式の屋根がある大型のシェルターに格納され、発射時には垂直に配置されることになっていた。

 Bomarc Aは1960年代中ごろまで運用された。長さが47フィート4インチ(約14.4m)、発射時の重量が1万5619ポンド(約7080kg)で、260マイル(約420km)の距離をマッハ2.8で飛行可能だった。「W40」核弾頭1発か、1000ポンド高性能爆薬弾頭1発を搭載した。

 これは、敵機を破壊するために作られた「Bomarc A」地上発射型無人迎撃ミサイルだ。Boeingとミシガン航空研究センター(Michigan Aeronautical Research Center:MARC)にちなんで「Bomarc」と呼ばれたこのミサイルは、発射時の推進力には液体燃料ロケットブースタを使用し、十分な速度に達したらラムジェットエンジンを作動させた。

 ヒル航空宇宙博物館の案内板には「目標周辺まで地上から誘導され、そこからは内蔵の目標追跡装置でコントロールを行った」とある。

 Bomarc Aは、最初のプロトタイプが1952年に試験され、1960年に実運用されて、米国北東部の5カ所の空軍基地に配備された。このミサイルは、スライド式の屋根がある大型のシェルターに格納され、発射時には垂直に配置されることになっていた。

 Bomarc Aは1960年代中ごろまで運用された。長さが47フィート4インチ(約14.4m)、発射時の重量が1万5619ポンド(約7080kg)で、260マイル(約420km)の距離をマッハ2.8で飛行可能だった。「W40」核弾頭1発か、1000ポンド高性能爆薬弾頭1発を搭載した。

提供:Daniel Terdiman/CNET

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