スマート冷蔵庫が足踏み
2014年は、多くのメーカーがスマート大型家電について再評価モードに入ったという点で重要な年だった。
サムスンは、組み込み液晶ディスプレイに「Android」スマートフォンの表示内容の表示できる冷蔵庫を1種類発売した。同社がSmartThingsを買収してからは、SmartThings対応機能も追加した。
LGはチャット機能を搭載したが、発売されたのは韓国だけだ。WhirlpoolはNest Labsとパートナーシップを結んだ。Electroluxはオーブンに興味深い調理インターフェースを採用しており、欧州でのみ販売している。どの会社も、大型家電にはあまり目立った機能は持たせていない。
しかし、これはスマート家電が終わりだということを意味しない。これは筆者には、これまでの試みに対する消費者からのフィードバックに対応するための休止期間のように思える。何にせよ、まだ話は終わっていない。
提供:Colin West McDonald/CNET