Herschel宇宙望遠鏡が打ち上げられるまで、科学者がこの銀河の領域を通常の望遠鏡で観察しても、黒く見えるだけだった。地球から数千光年離れたところにあるこの領域は、南十字星と呼ばれており、みなみじゅうじ座の一部だ。あなたの目が赤外線を認識できたら、この素晴らしい画像と同じものが見えるだろう。この領域での乱流を監視している天文学者は、そうした乱流はこのような暗い星雲の内部で多くの未知の活動が起こっているしるしだと考えている。
提供:ESA and the SPIRE & PACS consortium