フォトレポート:マイクロソフトとアップルの協力関係--最高の瞬間10選 - 11/11

文:Jason Hiner(TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子2010年11月09日 07時30分
1.Microsoftが初代「Macintosh」向けに「Word」を開発する。

 Appleが1980年代の前半、(「Apple II」を凌ぐ勢いを見せていた)IBM PCに対抗するために、時代を先取りしたMacintoshコンピュータの開発を行っていた頃、Microsoftもこの新しいビジョンに可能性を見出していた。Gates氏はJobs氏の推進していたグラフィカルユーザーインターフェースに賭け、初期のアプリケーション開発企業の1社としてMicrosoftも名を連ねることに同意したのである。この決断の結果が、やがてコンピュータの世界で最も人気のあるアプリケーションの1つ「Microsoft Word」へとつながっていくわけである。Gates氏は、「われわれの取り組んできた仕事の中で最も面白かったものの1つがMacintoshであったが、これは非常にリスキーな決断であった。人々は覚えていないかもしれないが、Appleは本気で社運を賭けていた」と述べている。当然のことながら、Macintoshでの協業を契機に、Microsoftは「Windows」という競合プラットフォームの自社開発に踏み出すことになり、その後同OSは両社間の熾烈なライバル関係の火種となった。
Scroll Right Scroll Left

1.Microsoftが初代「Macintosh」向けに「Word」を開発する。

 Appleが1980年代の前半、(「Apple II」を凌ぐ勢いを見せていた)IBM PCに対抗するために、時代を先取りしたMacintoshコンピュータの開発を行っていた頃、Microsoftもこの新しいビジョンに可能性を見出していた。Gates氏はJobs氏の推進していたグラフィカルユーザーインターフェースに賭け、初期のアプリケーション開発企業の1社としてMicrosoftも名を連ねることに同意したのである。この決断の結果が、やがてコンピュータの世界で最も人気のあるアプリケーションの1つ「Microsoft Word」へとつながっていくわけである。Gates氏は、「われわれの取り組んできた仕事の中で最も面白かったものの1つがMacintoshであったが、これは非常にリスキーな決断であった。人々は覚えていないかもしれないが、Appleは本気で社運を賭けていた」と述べている。当然のことながら、Macintoshでの協業を契機に、Microsoftは「Windows」という競合プラットフォームの自社開発に踏み出すことになり、その後同OSは両社間の熾烈なライバル関係の火種となった。

提供:Apple

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]