5.MicrosoftがiPhone向けにExchange ActiveSyncのライセンスを付与する。
2007年にリリースされた初代iPhoneは、タッチスクリーンを用いたユーザーインターフェースによって、BlackBerryやPalm Treoを所有していた電子メール中毒のプロフェッショナル以外にもスマートフォンのユーザー層を広げることに成功した。とは言うものの、初代iPhoneの利便性はそれほど高くはなかった。利用可能なソフトウェアは限定されており、企業の電子メールサーバへの接続は簡単ではなかったのである。Appleは翌年、2代目のiPhoneであるiPhone 3Gの発売を機に、これらの問題を解決した。すなわち、サードパーティーの開発者に門戸を開き、Exchange ActiveSyncのライセンスをMicrosoftから得ることで、iPhoneからExchange Serverの電子メールやカレンダー、連絡先にアクセスできるようにしたのである。
提供:Apple