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「Internet Explorer」が経た15年--MSブラウザの歴史を振り返る - (page 2)

文:Ina Fried(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年08月19日 07時30分
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 MicrosoftはIE次期バージョンの開発に取り組んでいるが、米CNETは、時に問題もあったIEの歴史をここで振り返ってみることにした。ドットコムブームの初期にNetscapeブラウザに追随する競合製品として登場したIEは、程なくして、Microsoftの米国と欧州の規制当局との独占禁止法を巡る争いにおいて主な論点となった。

 それらの争いの中心には、コンピューティングの世界で今でも投げ掛けられているある単純な問いがあった。それは、OSとブラウザはどちらがより重要かという問いだ。Microsoftの答えは両者の間をとるものだった。ブラウザはOSの一部であるべきだというのが同社の答えだ。そして問題の発端はここにあった。

つつましい出自

 IEは1995年8月16日、Microsoftが「Windows 95」をリリースしてからちょうど1カ月後にリリースされた。同ブラウザは、Windows 95のアドオン「Microsoft Plus」に含まれる「Internet Jumpstart Kit」と呼ばれるものの一部だった。

 このブラウザの起源は、Microsoftが開催した大規模なイベントInternet Strategy Dayに遡る。Microsoftは同イベントで、インターネットの重要性を認識していること、同社の全製品にネット対応機能を追加することを発表した。コードの多くはMicrosoftがSpyglassから「Mosaic」ブラウザのライセンス供与を受けることで取得した。

 IEはNetscapeをすぐに市場から駆逐したわけではなく、Netscapeは1997年を通じて市場シェアの過半数を維持し続けた。

 Microsoftにとって重要な動きとなったのは「Internet Explorer 3.0」だった。同社はこのブラウザをOSに組み込んだ。この動きが、Microsoftに対する独占禁止法関連の大規模な調査につながった。調査は1996年に始まり、つい最近の2009年まで続くことになった。その2009年、欧州連合はMicrosoftに対し、Windowsにブラウザを組み込む行為は欧州の法律違反にあたる可能性があるとの判断を下した。

 Microsoftは欧州でWindowsからIEを完全に取り除くと脅しをかけた。実行されていれば、IEを使うことが難しくなっただけでなく、他のどのブラウザをダウンロードすることも難しくなっていただろう。しかし、その後同社は姿勢を軟化させ、代わりに欧州で「バロットスクリーン」を使用することに同意した。バロットスクリーンは、PCを購入したユーザーや、Windowsをアップグレードするユーザーが、インストールするブラウザを1つ以上選択できるようにするものだ。

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