7. Craigslistと従来型新聞の衰退
「Google News」などのニュース集約サイトは、Rupert Murdoch氏など従来型メディアの有力者が最も忌み嫌うものとなっている。しかし、最近の小競り合いではCraigslistが無視されている。同社は、新聞の最大の収益源である案内広告に刺激を与えてきた小さな企業だ。
批評家は、Craigslistはまさに「ほほ笑みを浮かべたボリシェビズム」だと冗談を言うのが好きだが、Craigslistの影響力に疑う余地はない。現在、米国のほとんどの大都市で案内広告を支配しているのはCraigslistだ。したがって、ボストンからサンフランシスコまでの新聞が大規模なレイオフを実施し、デトロイトやシアトルといった都市の地元紙がオンラインでの発行に転向しようとしているのも、驚くべきことではない。
しかし、Craigslistが新聞に与える影響は収まる気配がない。この写真は、サンフランシスコの一角に置かれている空の新聞スタンドだ。サンフランシスコはCraigslistが生まれた場所でもある。
提供:CNET