KDDIとアクセンチュアは3月14日、データアナリティクスを活用した合弁会社「ARISE analytics(アライズ アナリティクス)」を設立したと発表した。同社は、2月27日にKDDIが100%出資で設立。アクセンチュアからの出資は、規制当局の承認などが完了次第、実施する予定だという。その場合の株主構成は、KDDIが85%、アクセンチュアが15%となる。資本金は2億円。
新会社はKDDIの連結子会社として今後、KDDIグループのデータ利活用の中核的な役割を果たし、通信やEコマース、IoTなどの領域で人工知能(AI)を含めた先進的なアナリティクス技術を提供するとしている。
具体的には、最新のAI技術などを取り入れた次世代型チャットサービスやレコメンドエンジンの開発、KDDIやグループ各社が保有するデータ分析の支援などに注力する。また、通信サービスのみならず、「auスマートパスプレミアム」や「Wowma!」、「au WALLET Market」などのEコマース、「au WALLET プリペイドカード」「au WALLET クレジットカード」などの金融を含む、さまざまな付加価値サービスの顧客体験価値を向上させるとしている。
さらに、インターネット広告やIoTなどの事業領域では、KDDIがパートナービジネスを推進するうえで、パートナー企業が有するデータの分析機能を提供するとともに、革新的なデータ利活用の取組みを提案するという。
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