ビッグデータの時代になり、マーケターは日々増える膨大なデータに対応する必要が出てきました。そこで、AIの活用が欠かせなくなっています。本特集では、ビッグデータ時代のマーケティングの考え方から現場でのAI活用などを紹介。デジタルマーケティングの最前線をお伝えします。
デジタル時代の事業成長パートナーへ――。電通デジタルはこのビジョンを実現するために、国内企業の「デジタルトランスフォーメーションおよびデジタルマーケティング」の実態把握を目的とした調査をForrester Consultingに委託のもと実施した。この連載では4つに分けて、調査から得たデジタルトランスフォーメーションの実態について紹介・考察し、企業のデジタルトランスフォーメーション実現に向けて何が必要か、解説していく。
日本ではまだAIを活用したイノベーションが次から次へと生まれるような状況にはなっていない。なぜか? 日本ではデジタルイノベーションによる競争環境の変化に関する危機感がまだまだ小さいからである。新しい提案のためには、従来通りの思考の延長線上ではないイノベーションが必要になる。では、「どのようにして他社に先駆けてイノベーションを起こせるのか?」を解説していく。
マーケティングを実践する際に「エクスペリエンス・デザイン」が重視されている。源流はUI設計やブランド体験設計などだが、それらがいくつか合わさってエクスペリエンスデザインと呼ばれ、なぜいま注目されているのか、具体的に何をどのように進めればいいのかなどを解説する。
「コンバージョン」や「CPA」といった分かりやすい指標でしか「成果」を測ることを知らない「第一世代」のデジタルマーケターが日本ではまだまだ幅をきかせている。最新のデータやテクノロジを使って、マーケターが本来やるべきことは、ユーザーのエクスペリエンスを起点にマーケティングを考えることだ。デジタルマーケティングの領域で10年以上の経験をもつルグランのCEOである泉浩人氏が、「第二世代」のデジタルマーケターに進化するための考え方を伝える。
マーケティングの成功の定義を変えた「データ」が、マーケティングのみならず、ビジネス全体の主役になろうとしている。そんなデータに対して、世界はどのように向き合っているのか。デジタルとは縁遠い業界や企業にも着目し、データ活用の有用性、活用のポイント、フレームワークを論証。その可能性と課題を浮き彫りにする。
ECサイトで売り上げを伸ばすコツとは――。これまでに150を超えるECサイトのブランディングやマーケティングを支援してきた、ネットコンシェルジェの代表取締役である尼口友厚氏が、海外ECサイトの事例をもとにECビジネスのノウハウを伝える。
インターネット広告の新潮流「ダイナミックリターゲティング」。アドテクノロジとビッグデータにより生まれたそれは、新式ながら数多いネット広告種の中で大きな存在感を示している。現場の最先端で活躍するCriteoのアカウントストラテジストがダイナミックリターゲティング広告の本質を見極め、有効な活用方法を伝授する。
2014年12月に月間アクティブユーザー数が3億人を超えたと発表された「Instagram」。高いエンゲージメント率を誇り、その数値は Twitterの140倍にも及ぶ。Instagramをビジネスに活用する価値はどこにあるのか、どう運用すればいいのか。ソーシャルメディアマーケティングに長けた「メンバーズ」が事例をもとに解説する。