米軍は20年近くにわたって無人航空機を組織的に利用してきたが、実のところ、それはまだ始まりにすぎない(米陸軍が最初の「Wright Flyer」を手に入れてから20年が経過しても、複葉機がまだ広い範囲で使用されていたことを考えてみてほしい)。無人航空機は常に高性能化と多機能化が進んでおり、例えば「X-47B」デモンストレーターは、2013年に空母への自動での着艦と発艦を何度も行った。2014年に進化を遂げた無人航空機が飛行するのはまだ先のことだが、正しい方向へと進化することになるだろう。米海軍は、次世代の無人空母発進監視攻撃(Unmanned Carrier Launched Airborne Surveillance and Strike:UCLASS)機についての最終提案依頼書を2014年中ごろまでに出すことになっている。その後、Northrop Grumman(X-47Bの製造元)、Lockheed Martin、General Atomics、Boeingといった企業がすべて依頼書に応じ、競争が行われるだろう。そのときが来れば、未来の無人航空機の姿がよりはっきりと分かるはずだ(上の写真はLockheedのUCLASS機のコンセプト)。
提供: Lockheed Martin/Screenshot by CNET
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