第6位:煙を上げる自動車と航空機 Boeingの「787 Dreamliner」とTeslaの電気自動車「Model S」でバッテリの火災が相次いだせいで、2013年の空とハイウェイはあまり安全ではなかった。 2013年、Boeingはスタートでつまずいた。1月に米連邦航空局(FAA)はすべての航空会社に対して、火災を起こしたバッテリの調査のために、Boeingのフラッグシップ機である787 Dreamlinerの飛行中止を命令した。火災原因の調査終了後、Boeingはバッテリの改修計画を用意せざるを得なかった。FAAが最終的に改修を承認したのは4月だ。 一方のTeslaも一連の悪評に苦しんだ。数台のModel Sが火災を起こして、電気自動車全般の安全性への懸念が生じたからだ。ほかの電気自動車が火災を起こした事故もあった。 TeslaのCEOのElon Musk氏は火災事故を重く考えず、Model Sは米国で最も安全な自動車だという主張を繰り返した。そして燃えてしまったModel Sの運転者さえ、もう一度購入するつもりだと語った。そういった種類の顧客ロイヤルティは金で買えるものではない。
提供: Screenshot by Wayne Cunningham/CNET
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