第7位:それほどスマートではないスマートウォッチ 「GALAXY Gear」で新しいことに挑戦したサムスンには敬意を示さなければならない。しかし、同社が考え出したものを好きになる必要はない。そして結局のところ、それを好きになった人はほとんどいない。 そのコマーシャルは洗練されていて、「ナイトライダー」や「スタートレック」のような、かなりマニア向けのテレビ番組を思い出させるが、製品自体は十分なものではなかった。GALAXY Gearは大急ぎの開発の結果であり、接続できるスマートフォンが発売時点では「GALAXY Note 3」のみであったことがそれを物語っている。GALAXY Note 3自体がニッチな巨大スマートフォンだ。 GALAXY Gearにはバッテリ持続時間が短すぎる、かさばる、なぜ大きなカメラを内蔵しているのか分からないといった、たくさんの不満がある。それに通知機能さえ十分ではない。そしてスマートウォッチを使う理由の半分は通知機能だ。 GALAXY Gearだけが問題ではないと分かれば、サムスンは安心するかもしれない。「Pebble」やソニーの「SmartWatch 2」のようなほかのスマートウォッチも、販売が好調というわけではないし、それらを買う説得力のある理由もまだない。しかし一番重要かもしれないのは、そうした製品に魅力がないことだ。大きなタッチスクリーンを自分の手首にストラップで固定するのが、格好良く見えるだろうか。
提供: Andrew Hoyle/CNET
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