第9位:「Xbox One」の方針転換をめぐる論争 常時オンライン接続が必要な単体のゲームに激怒するのは良くないことだとあなたは思うだろうか。Microsoftが次世代ゲーム機「Xbox One」に同様のポリシーを採用すると言ったときのゲームコミュニティーの反応を考えてみてほしい。 ゲーマーは不満だった、と言えば十分だろう。そしてXbox Oneについての初期のうわさには、同機がインターネット接続を必要とし、ゲームディスクにはデジタル著作権管理(DRM)システムが採用されていて、ユーザーが友達にゲームを貸せないようになっているなど、数多くの制約についての話が入り込んでいた。 良くなかったのは、その直後にソニーが、同社はオンライン接続を必要とせず、ゲーマーはゲームを好きなように使ったり、貸したり、売ったりできるということを発表して、ゲーマーから大喝采を受け、その傷口をさらに広げたことだ。ワシントン州レッドモンドのあたりでは、Microsoftの信奉者たちが険しい表情をしていた。 驚いたことにそうした反発が功を奏して、Microsoftは降参してポリシーを完全に転換した。この騒動は初期の売り上げには影響しなかったようだが、同社とXbox Oneは最近の数か月間、かなりの反感に耐えている。
提供: Sarah Tew/CNET
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