Windows Storeは、よりクリーンで以前より洗練され、フラットな外見になった。Microsoftは少し後ろに引いて、ユーザーに浴びせかける情報を減らし、ユーザーが自分で聞きたいものを見つけることを優先した。おすすめのリストはやや強調され、特別に選ばれたもののように見える。「New and Rising」や「Surface Picks」などの各リスト、流行アプリのリストなどは、人気のあるアプリ、よいアプリを探すのに役立つはずだ。新しいプルダウンメニューも、やはり助けになる。
個々のアプリのレビュー情報はより目立つようになり便利になった。5つ星、4つ星、3つ星のレビューを付いた数が簡単にわかるようになっている。また、右か左にスワイプすれば、アプリに関する詳しい情報を見ることができ、関連するアプリや同じ開発会社が作ったアプリも簡単に見つけることができる。インストール済みのアプリは自動的にアップデートされ、常に最新バージョンを使えるようになった。
筆者は、Windows Storeの変更点を気に入っている。アプリが探しやすくなっただけでなく、各アプリについても有益な情報を多く得られるようになった。もちろんこれで完璧というわけではない。必要なスワイプの回数が多すぎる、競合するアプリストアに比べるとアプリのプロモーションが効果的でないなどの問題もある。しかし、過去1年間にRTユーザーが使ってきたものと比べると大きく改善されていると言っていい。この改善が、より多くの開発会社をこのプラットフォームに呼び込んでくれることを望むばかりだ。そして、これが次の論点につながる。
筆者は2012年に、Surface RTのことを「アプリ砂漠に足を取られる革新的タブレット」と表現した。では、状況は当時よりも改善されているのだろうか?端的に言えば、答えはイエスだ。Windows Storeのアプリの数は増え、その中には公式のFacebookアプリとTwitterアプリも含まれる。料理のための優れたアプリも数多くあるが、まだ公式のYouTubeアプリは存在しない。以前の穴は埋まりつつあるが、その速度は遅く、埋まり方もランダムであるように見える。
ゲームの数は増えたが、1年間で達しているべき数には及んでいない。品質が高い独占タイトルである「Halo: Spartan Assault」はあるものの、「Asphalt 8」「Riptide 8」「Angry Birds Star Wars II」などの最新タイトルは見当たらない。
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