基本的に、Surface 2の外見はほぼSurface RTと同じだと言っていいだろう。横向きにした場合、左側面には音量ボタン、ヘッドホンジャック、スピーカーグリル、右側面にMicro-HDMIポート、フルサイズのUSBポート、もう1つのスピーカーグリルが配置されている。今モデルでも、microSDカードスロットはキックスタンドの後ろに隠れているが、場所が数インチ下に移されたため、アクセスしやすくなった。
前面カメラは3.5メガピクセルへとアップグレードされ、背面カメラは5メガピクセルになった。どちらも、Surface RTの「720p」からは大きく改善されている。Surface RTでは、キックスタンドの後ろにタブレットをまとめているねじの頭が見えた。しかし、このねじはSurface 2では見えなくなった。これは、Microsoftのエンジニアチームが、細かいところに気を配っている証拠であり、全体的なタブレットの品質を評価する際には、こういうことが問題になる。
「Touch Cover 2」と「Type Cover 2」は、今回も別売りでそれぞれ119ドルと129ドルだが、便利なバックライト機能が付いた。また、以前よりもやや薄くなり、持ち心地もややよくなった。カバーとして使用する際には、全体としての厚みは以前ほど厚く感じられない。
Type Coverの打鍵音は以前より静かになったが、ストロークも浅くなっており、筆者は初代のType Coverに慣れてしまっていたため、慣れるのに数日かかった。Type Cover 2のタッチパッドは今回、パームレストとの段差がなくなっており、以前より使いにくくなっている。Type Cover 2を使ったタイピングは、より正確になった。
Windows RTは、形こそWindows 8.1と共通の新しいものになっているが、低価格版のWindows 8.1であることには変わりはない。従来のプログラムは実行できないが、Windows Storeにあるアプリはすべて利用できる。また、フルバージョンのMicrosoft Office 2013が同梱されているというメリットはある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
開発経験ゼロからのローコード開発で
医療ニーズに応えた病院向けシステムを構築