長年にわたって本格的なライバル関係にあるGoogleとFacebookだが、少なくともインターネット上の広告表示について言えば、ついに互いを受け入れるときが来たようだ。
Googleは米国時間10月18日、広告クライアントが同社のDoubleClickプラットフォームを利用して「Facebook」上の広告をまもなく購入できるようになると発表した。
これはつまり、クライアントが今後数カ月のうちにDoubleClickの「Bid Manager」を介して「Facebook Exchange」(FBX)上の広告枠を購入できるようになることを意味する。FBXは、Facebookの再ターゲット広告プラットフォームだ。
FBXの再ターゲット広告は、ユーザーがあらかじめ興味を示している商品に関してメッセージを表示する目的で、Facebook外のサイトの閲覧履歴を考慮している。閲覧履歴はクッキーを利用して取得されたものだ。
DoubleClickのシニアプロダクトマネージャーであるPayam Shodjai氏は、ブログ投稿で次のように述べている。「あらゆる企業にチャンスがある上昇機運の中で、Googleにとって成功の鍵となってきたのがパートナーシップだ。われわれは、リアルタイム入札プラットフォームであるFBXに参加するためにFacebookと提携することにより、クライアントの成功を支援する新たな方法を発表することができ、うれしく思っている」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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