この画像では、Hubble宇宙望遠鏡からの可視光データが赤色、緑色、青色、NASAのChandra X線観測衛星からのX線データが紫色、米国立電波天文台(NRAO)の超大型電波干渉計(Very Large Array:VLA)からの電波データが黄色で、それぞれ示されている。銀河の中心にあるコンパクトX線源が電波源と一致している。これは、太陽の約100万倍の質量を持つ超大質量ブラックホールが活発に成長していることを示す証拠だ。
複数の望遠鏡を使って「Henize 2-10(地球から約3000万光年の距離にある矮小スターバースト銀河)」を観測することにより、天文学者は、初期宇宙で銀河とブラックホールの形成がどのようにして起きたのかを詳しく調べることができる。
提供: X-ray (NASA/CXC/Virginia/A.Reines et al); Radio (NRAO/AUI/NSF); Optical (NASA/STScI)