2012年のモバイル市場--RIMの動向やLTEなど5つの予測

Roger Cheng (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2011年12月28日 07時30分
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 モバイルデバイスビジネスにとって、2011年は激動の年だった。そして、2012年はさらに刺激的な年になる可能性が高い。

 2011年には、「Android」が勢力を拡大し、Appleが事実上すべてのAndroidデバイスに訴訟を通じて攻撃をしかけたほか、タブレットや4Gデバイスが次々に登場した。2012年も同様に大きな動きがあるはずだ。以下では、筆者が2012年に起きると予測している5つのことを紹介する。業界情報筋からの最新の情報に基づくものもあれば、市場トレンドの方向性に基づくものもあるが、憶測や希望的観測もいくつかある。

 1つ確かなことは、2012年もこれまでと同様に(あるいはこれまで以上に)混沌とするということだ。報道するのが非常に楽しい1年になるだろう。では、前置きはこれくらいにして、筆者の大胆な2012年予測を紹介していく。

Research In Motionが買収される

 翌年の予測をするなら、最も大胆なものから始めてみるのもよいだろう。確かに、Research In Motion(RIM)の最近の苦戦を考えると、もはやそれほど大胆な予測ではないかもしれない。しかし、同社が先々週、「BlackBerry 10」携帯電話は2012年後半まで登場しないと認めたことを考えると、状況はさらに悪化しているのかもしれない。

 これほど大きな遅れがあると、開発者は今後もBlackBerryを避けて、現在実際に市場に出ているプラットフォームにリソースを集中させるだろう。RIMはBlackBerry 10への橋渡し役として「BlackBerry PlayBook」タブレットに資金を投入し続けるだろうが、開発者の関心を確保できる規模にまでユーザーベースが拡大することは見込めない。

 RIMはこの1年間で市場価値の4分の3以上を失った。その同社を監督してきた経営陣を、金融業界は既に取り囲んでいる。継続中の問題が、大規模な組織改革を後押しする理由となるかもしれない。問題は、共同最高経営責任者(CEO)であるJim Balsillie氏とMike Lazaridis氏がともに筆頭株主であるため、退任させるのが難しいことだ。両氏は先々週、投資家たちの不満を和らげるため、現金報酬を1ドルに削減することに決めた。

 RIMは最終的に買収されると筆者は見ている。RIMの市場価値が大幅に下がっていることを考えると、その可能性は高い。BlackBerryファンは復活を祈り続けているが、多くの投資家は今、RIMが買収されることを期待しているはずだ。

LTEがメインストリームになる

 近い将来、読者の母親世代の人々がLTE対応の携帯電話を欲しがるようになるだろう。LETが何なのか、あるいは何のためのものなのかさえ知らないかもしれないが、LTE携帯電話を求めるようになる。このことは、Verizon Wirelessの巨大なマーケティングチームが効果的に機能していることを証明している。

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