IBM Coremetricsの調査結果によると、米国における2011年の感謝祭とブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)のEコマースを主に牽引したのはモバイルデバイスで、Appleの「iPhone」と「iPad」がそれに大きく寄与したという。
同調査結果によると、感謝祭のオンラインショッピングは前年比で39.3%増加し、その勢いはオンライン売上高が前年比で24.3%増加したブラックフライデーまで続いたという。
ブラックフライデーには、実際の店舗やオンラインストアのお得情報を探すリサーチツールとしてモバイルデバイスを使う人々も現れた。2011年のブラックフライデーにおけるモバイルトラフィックは14.3%で、前年の5.6%から約3倍に拡大した。
iPhoneとiPadがブラックフライデーの全オンライントラフィックに占める割合は10.2%だった。iPhoneとiPadはモバイルデバイス小売トラフィックの1位と2位(それぞれ5.4%と4.8%)で、Androidベースデバイスは4.1%で3位だった。
しかし、明らかになったのは、モバイルブラウジングに関してだけではない。購入アイテムの数が減ったにもかかわらず、個々の注文における価格が高くなった。例えば家庭用製品の場合、1回の注文あたりのアイテム数は6%以上減少したが、平均注文価格は16%近く上昇した。
同調査で他に明らかになった主な事柄は以下の通り。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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