1941年、米漫画映画家組合に所属するDisney Studiosのメンバーと、同スタジオの間で、ストライキが勃発した。何週間も続いたストライキが終了したのは、「Walt(Disney)が南米を親善訪問している間」だったという。Disney Studiosは米連邦調停官から厳しい条件を課せられた上で営業を再開し、再編された企業構造の中で再び制作を開始した。
「制作の手順が変わったこと以上にストレスが大きかったのは、ストライキが人間関係に及ぼした影響だった。このストライキは長い間、Disney Studiosの歴史における痛ましい危機として記憶されるだろう。それまで友人関係にあった人々の間に、何年も忘れることができないであろう深い亀裂を残した」(同記念館)
提供:Daniel Terdiman/CNET