フォトレポート:ウォルト・ディズニー記念館--偉大なアニメーターの作品とその生涯 - 32/39

文:Daniel Terdiman(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年10月29日 07時45分
 これは、Bausch & Lomb製レンズを搭載したMitchell製水中カメラ「1048」だ。「海底二万哩」の撮影で使用された。

 同記念館は次のように説明している。「『海底二万哩』の水中写真撮影では、技術的に困難な問題が生じた。水中で迅速かつ効率的に作業することを求められたカメラクルーには、精度の高いファインダーと精密画像の安定性、水中でも操作しやすい本体ケースを備えた、映画制作に耐えうる品質のカメラが必要だった」

 「選ばれたのは400フィートフィルムを装填できるMitchell製の35mmハイスピードカメラだ。このカメラではレンズを通して見ながら、フォーカスと構図を正確に定めることが可能だった。また、大型のファインダーが搭載されているため、カメラマンと監督は撮影している間も、映像を見ることができた」

 「しかし、当時はそのカメラに使用できる水中用ケースが販売されていなかった。Roger Broggie氏の指示の下、Disney StudiosのマシンショップはBob Otto氏の助けを借りて、水中用ケースの設計と作成を行った。ケースの重要な特徴、すなわち水漏れ防止機能は、カメラを水中に入れたときに内部の圧力と外の水圧を均等に保つミニチュアエアタンクによって実現した。水漏れを防ぐことに成功したため、それから2カ月以内にそのカメラを使った撮影が始まった」

 これは、Bausch & Lomb製レンズを搭載したMitchell製水中カメラ「1048」だ。「海底二万哩」の撮影で使用された。

 同記念館は次のように説明している。「『海底二万哩』の水中写真撮影では、技術的に困難な問題が生じた。水中で迅速かつ効率的に作業することを求められたカメラクルーには、精度の高いファインダーと精密画像の安定性、水中でも操作しやすい本体ケースを備えた、映画制作に耐えうる品質のカメラが必要だった」

 「選ばれたのは400フィートフィルムを装填できるMitchell製の35mmハイスピードカメラだ。このカメラではレンズを通して見ながら、フォーカスと構図を正確に定めることが可能だった。また、大型のファインダーが搭載されているため、カメラマンと監督は撮影している間も、映像を見ることができた」

 「しかし、当時はそのカメラに使用できる水中用ケースが販売されていなかった。Roger Broggie氏の指示の下、Disney StudiosのマシンショップはBob Otto氏の助けを借りて、水中用ケースの設計と作成を行った。ケースの重要な特徴、すなわち水漏れ防止機能は、カメラを水中に入れたときに内部の圧力と外の水圧を均等に保つミニチュアエアタンクによって実現した。水漏れを防ぐことに成功したため、それから2カ月以内にそのカメラを使った撮影が始まった」

提供:Daniel Terdiman/CNET

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]