フォトレポート:宇宙開発の半世紀を振り返る - 16/16

文:CNET News.com Staff 翻訳校正:緒方亮、藤原聡美、吉武稔夫、大熊あつ子、小林理子、福岡洋一、長谷睦、高森郁哉2007年10月12日 18時10分
 宇宙産業大手のEADS Astriumは2007年6月、パリ航空ショーに先立って開催したVIPイベントにおいて、冒険好きな旅行者を宇宙空間に送り出すジェット機型の新型宇宙船(画像)構想を発表した。同イベントでは、宇宙船の実物大模型も展示された。 EADS Astriumが開発を目指すこの「スペースジェット」(地表近くをジェットエンジンで、高々度をロケットエンジンで推進する)は、4人の乗客を乗せ、地表から高度約100キロまで上昇して、ほんの数分ではあるが宇宙旅行者に無重力体験をさせるとともに、生まれ故郷である地球を眼下に眺める機会を与える。同社は、2007年中にデザインを完成させ、事業パートナー、資金パートナーを見つけた上で、2008年に開発を本格始動させて、2012年にはフライトを開始したいと述べている。EADS Astriumによると、スペースジェットは、冒険好きに一生に一度の宇宙旅行を提供することに加え、未来の宇宙飛行で重要な役割を果たす可能性もあるという。この乗り物がポイントとポイントを結ぶ輸送システムの先駆けとなり、未来の旅行者は宇宙で効率よく長距離を移動できるようになるかもしれない、と同社は述べている。

 宇宙産業大手のEADS Astriumは2007年6月、パリ航空ショーに先立って開催したVIPイベントにおいて、冒険好きな旅行者を宇宙空間に送り出すジェット機型の新型宇宙船(画像)構想を発表した。同イベントでは、宇宙船の実物大模型も展示された。

 EADS Astriumが開発を目指すこの「スペースジェット」(地表近くをジェットエンジンで、高々度をロケットエンジンで推進する)は、4人の乗客を乗せ、地表から高度約100キロまで上昇して、ほんの数分ではあるが宇宙旅行者に無重力体験をさせるとともに、生まれ故郷である地球を眼下に眺める機会を与える。同社は、2007年中にデザインを完成させ、事業パートナー、資金パートナーを見つけた上で、2008年に開発を本格始動させて、2012年にはフライトを開始したいと述べている。EADS Astriumによると、スペースジェットは、冒険好きに一生に一度の宇宙旅行を提供することに加え、未来の宇宙飛行で重要な役割を果たす可能性もあるという。この乗り物がポイントとポイントを結ぶ輸送システムの先駆けとなり、未来の旅行者は宇宙で効率よく長距離を移動できるようになるかもしれない、と同社は述べている。

提供:Marc Newson/NASA

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