「アイドルマスター」5ブランド合同東京ドームライブで見た“出会えてよかったと感じるステージ” - (page 4)

 再開後は、トロッコに乗ってミリオンライブ!のメンバーが登場し、歌ったのはSideM楽曲の「バーニン・クールで輝いて」。元ヤンキーユニット「神速一魂」の熱い楽曲で、メンバーたちもプロデューサーさんを煽りながら、一体となった“Oi Oi Oi!”のコールで盛り上がる。また「どんなときも、100万パワー!」という、ミリオンライブ!らしさを感じさせる口上を叫ぶ一幕もあった。

「バーニン・クールで輝いて(Long Intro Ver.)」(DAY2)
「バーニン・クールで輝いて(Long Intro Ver.)」(DAY2)

 続いてはSideMの「Friendly Smile」で、登場したのは長谷川さん、原さん、峯田さん。この曲はTVアニメ「アイドルマスターSideM 理由あってMini!」のエンディング曲で、イメージカラーが黄色のメンタル属性のアイドルが歌った楽曲。その曲を黄色系統のイメージカラーを持つメンバーが、終始楽しそうな表情を浮かべながら歌っていた。

「Friendly Smile」(DAY2)
「Friendly Smile」(DAY2)

 FRAME(熊谷さん、濱さん、増元さん)の「Plus 1 Good Day!」では、朝のさわやかさを感じさせるポップスソングを歌い進めるなかで、小市さん、生田さん、駒形さん、平山さん、関根さん、紫月さんが途中参加。一面緑に染まった会場に、清涼感がある空間を作り出していた。

「Plus 1 Good Day!」(DAY2)
「Plus 1 Good Day!」(DAY2)

 センターステージに立ったF-LAGS(三瓶さん、比留間さん、浦尾さん)は、持ち歌の「♡Cupids!」(読み方は「ラブキューピッズ」)。少し早いバレンタインデーにちなんでいるようにも思える、恋愛を応援する楽曲を歌うなかで登場したのは若林さん。秋月律子と秋月涼はいとこの関係でもあり、2人が一緒のステージに立つと大歓声。比留間さんと浦尾さんが作った大きなハートのなかから、三瓶さんと若林さんが顔をのぞかせつつ歌うといったシーンもあり、“秋月家”の息の合ったコンビというのも見られていた。

「♡Cupids!」(DAY2)
「♡Cupids!」(DAY2)

 ここで雄大さを感じさせるイントロが流れ、ステージにはスポットライトに照らされた今井さんの姿が。感づいたプロデューサーさんのざわめきも起きていたが、今井さんが歌い始め、モニターに「ALIVE」の文字が映し出されると、大きなどよめきが沸き上がった。この曲は「アイドルマスター ディアリースターズ」に登場する、876(バンナム)プロダクションに所属している日高愛のバラード楽曲。また、彼女の母親で元トップアイドルの日高舞が歌っていた最大のヒット曲という背景がある。サプライズと言っていい876プロ楽曲の披露という驚きに包まれるなか、今井さんが歌声を響かせる。さらに鈴木さん、香里さん、山根さんも登場。それぞれが持つ歌唱力の高さを実感できるような、シンプルに歌声で魅了するステージに、歌い終わったあとには自然と大きな拍手が巻き起こっていた。

「ALIVE」(DAY2)
「ALIVE」(DAY2)

 そして、スペシャルゲストであるZWEIGLANZ(茅原さん、高橋さん)が登場し、「アライアンス・スターダスト」を歌う。玲音はオーバーランククラスのトップアイドルで、詩花は961プロの大型新人アイドル。炎も吹きあがるなかで熱唱し、2人のアイドルを体現するような強さを感じる、熱いステージとなっていた。

「アライアンス・スターダスト」(DAY2)
「アライアンス・スターダスト」(DAY2)

 茅原さんと高橋さんが挨拶と961プロを紹介するなかで、今後の野望として961プロフェスを熱望すると、プロデューサーさんもそれを望むような歓声と拍手も起きていた。また、765プロオールスターズも呼び込んでそれぞれに挨拶をするなかで、沼倉さんも961プロフェス開催を熱望。ほかには、メンバーが揃って同時に想いを叫ぶといった一幕もあれば、このあとZWEIGLANZが再登場することも予告していた。

 ステージでは、Flamme Martini(河瀬さん、原田さん、松田さん、鈴木さん)が登場して「レッド・ソール(Long Intro Ver.)」の披露に。情熱的なジャズナンバーを歌うなかで、末柄さん、髙橋さん、山根さん、茅原さんが合流。より大人の雰囲気で艶めかしさを感じさせるようなステージとなっていた。

「レッド・ソール(Long Intro Ver.)」(DAY2)
「レッド・ソール(Long Intro Ver.)」(DAY2)

 Chrono-Lexica(斉藤さん、中村温姫さん、阿部さん)は「dans l′obscurité(Long Intro Ver.)」(読み方は「ドン ロプスキュリテ」)をパフォーマンス。ゴシックな世界観とロックサウンドの激しさで彩られる楽曲で、途中からはアンティーカが参加。“ゴシックの融合”とも言えるようなステージで、耽美さも感じさせるような独特の世界を作りだしていた。

「dans l′obscurité(Long Intro Ver.)」(DAY2)
「dans l′obscurité(Long Intro Ver.)」(DAY2)

 そのままステージに残ったアンティーカ(礒部さん、菅沼さん、八巻さん、希水さん、結名さん)が歌ったのは、「純白トロイメライ」。ゴシックの世界観を構築するようなストーリー性の高い楽曲と、それを表現するダンスパフォーマンスを見せつつ、さらにDimension-3も参加。魅惑の世界にさらなる彩りを加えていた。

「純白トロイメライ」(DAY2)
「純白トロイメライ」(DAY2)

 怒涛とも言える展開はまだ続き、今度はDimension-3(藍原さん、青木さん)の「バベル」。これまでもライブで魅了し続けてきたダンサブルなナンバーを披露。さらにここで登場したのはシーズ(紫月さん、山根さん)で、よりスタイリッシュさが増したステージが展開された。

「バベル」(DAY2)
「バベル」(DAY2)

 さらにシーズ(紫月さん、山根さん)は披露したのは「Fly and Fly」。ラップも織り交ぜながらスタイリッシュに決めていくなか、ZWEIGLANZ(茅原さん、高橋さん)が途中参加し、より厚みを増したボーカルで圧巻のステージに。そんななかでも紫月さんのロングトーンや、2人が終始アグレッシブとも言えるダンスパフォーマンスでシーズの存在感を示していた。

「Fly and Fly」(DAY2)
「Fly and Fly」(DAY2)

 ここで、イントロとして流れてきたのは、961プロの楽曲と言える「オーバーマスター」で、センターステージに姿を見せたのはThreat Sign(原さん、小市さん、生田さん)。それぞれのカッコよさを存分に発揮しつつ、ステージには長谷川さんと沼倉さんという、オリジナルメンバーである2人が途中参加。さらに熱気を高めていった。

「オーバーマスター」(DAY2)
「オーバーマスター」(DAY2)

 ここでSideMのメンバーがトロッコに乗って登場し、ミリオンライブ!楽曲の「Raise the FLAG」を披露。ハードなロックナンバーだけあって、SideMメンバーが歌うことのマッチングの高さを感じるとともに、力強さに振り切った歌声が会場を揺るがすぐらいのものとなっていた。

「Raise the FLAG」(DAY2)
「Raise the FLAG」(DAY2)

 ミリオンライブ!のメンバーが揃ったMCでは、野球好きである永吉昴のキャストである斉藤さんが興奮気味に語ったり、中村温姫さんと渡部さんは、自身がプロ野球好きということが伝わる挨拶をしていたほか、2月12日は横山奈緒の誕生日ということで、渡部さんをはじめとしてお祝いの言葉を口にしていた。

 いよいよクライマックスに向けた最終ブロックに。ここで765プロオールスターズがトロッコに乗って登場し、歌ったのはシンデレラガールズ楽曲の「Yes! Party Time!!」。シンデレラガールズのライブにおける盛り上げ曲のひとつで、おなじみのウェーブも行われるなど、765プロオールスターズがけん引するようにテンションを上げていった。

「Yes! Party Time!!」(DAY2)
「Yes! Party Time!!」(DAY2)

 センターステージにはイルミネーションスターズ(関根さん、峯田さん)が姿を見せ、歌ったのは「Happy Funny Lucky」。タイトル通りの楽しい気持ちにさせてくれる楽曲を、HappyHappyTwin(五十嵐さん、松嵜さん)とmiroir(立花さん、長江さん)も加わってパフォーマンスし、幸せな空間を作り出していた。

「Happy Funny Lucky」(DAY2)
「Happy Funny Lucky」(DAY2)

 センターステージ上段からせり上がるように登場したのは、4 Luxury(香里さん、末柄さん、平山さん、髙橋さん)とFlamme Martini(河瀬さん、原田さん、松田さん、鈴木さん)で、SideM楽曲の「Bet your intuition!」をカバー。サックスの音色も特徴的な楽曲を、横一列でスタンドマイクを前にパフォーマンス。大人の世界とクールさ全開というステージになっていた。

「Bet your intuition!」(DAY2)
「Bet your intuition!」(DAY2)

 今度はSideMメンバーが揃って登場し、シャイニーカラーズ楽曲で、バレンタインソングの「SWEET♡STEP(Long Intro Ver.)」をカバー。ステージは男性アイドルたちで紡がれる可愛らしく甘い空間に。特に“カワイイ”アイドルの水嶋咲のキャストである小林さんがセンターに立って、けん引しているのが目を引くところでもあった。

「SWEET♡STEP(Long Intro Ver.)」(DAY2)
「SWEET♡STEP(Long Intro Ver.)」(DAY2)

 ひときわ高い歓声があがったのは、SideM楽曲の「MOON NIGHTのせいにして」(平田さん、青木さん、河瀬さん、松田さん、八巻さん)。オリジナルはDRAMATIC STARSによるラブソング。とかく女性アイドルでカッコいいといえば、と言えるメンバーが揃ってのパフォーマンスで、プロデューサーさんたちを魅了。特に5人が揃って口にした“「おいで」”に熱狂していた。

「MOON NIGHTのせいにして」(DAY2)
「MOON NIGHTのせいにして」(DAY2)

 そして4 Luxury(香里さん、末柄さん、平山さん、髙橋さん)が登場して、「花ざかりWeekend✿」を披露。ミリオンライブ!でもひときわ人気が高い、OLの“花金”をイメージした楽曲で、ミラーボールも映し出され、往年のバブリーな感じも醸し出しながらノリノリなパフォーマンス。さらに若林さん、原田さん、芝崎さんも途中参加。事務のアルバイトであったりプロデューサー経験のある秋月律子、会社員経験がある三船美優、雑貨屋で働いていた桑山千雪と、楽曲のイメージにあった3人が合流し、より華やかなステージに。ライブでの見どころにもなっている、平山さんのシャウトも、いつも以上に会場中に響き渡っていた。

「花ざかりWeekend✿」(DAY2)
「花ざかりWeekend✿」(DAY2)

 まだまだ熱気は収まらないといったところで、765プロ楽曲の「待ち受けプリンス」(釘宮さん、miroir、小林さん、関根さん、結名さん)に。キュート感あるアイドルたちが揃い、ダンサブルな楽曲のなかで可愛らしい歌声を響かせる。また曲中にある“嘘つき”というフレーズは釘宮さんが担当し、これまた大きな歓声が沸き上がっていた。

「待ち受けプリンス」(DAY2)
「待ち受けプリンス」(DAY2)

 まだまだ熱気を高めていくように、閃光☆HANABI団(駒形さん、浜崎さん、渡部さん、大関さん)が登場して「咲くは浮世の君花火」を披露。天井には花火が描かれるなかで、お祭りソングで盛り上げていく。さらに下田さん、Threat Sign(原さん、小市さん、生田さん)、FRAME(熊谷さん、濱さん、増元さん)も登場。より賑やかとなったセンターステージで、一緒になって大きく手を振ったりして、より一体となっていた。

「咲くは浮世の君花火」(DAY2)
「咲くは浮世の君花火」(DAY2)

 このブロック最後となったのは、765プロオールスターズの「Destiny」。メンバーが増えていく形で歌われたのだが、始めにメインステージで仁後さん、釘宮さん、若林さん、下田さん、沼倉さんという、ミリオンライブ!におけるユニット「レジェンドデイズ」であったことは、エモーショナルな気持ちになったところ。そしてセンターステージでは全員が集まって、円を描くようなフォーメーションで歌う光景は、同曲が収録されている「アイドルマスター ワンフォーオール」のMVをほうふつさせるもの。めぐり遭えたことの奇跡と、この先も進んでいくことを示す楽曲を歌う姿は、自然とこみあげてくるものを感じられるものとなっていた。

「Destiny」(DAY2)
「Destiny」(DAY2)

 出演者がステージに集結し、「スターリー・フューチャーズ」の衣装紹介を経て、「CRYST@LOUD」の披露に。より一体感を増したクラップを受けて、それぞれのきらめきを示すように歌声を響かせていた。

「CRYST@LOUD」(DAY2)
「CRYST@LOUD」(DAY2)

 本編一区切りをしたあと、アンコールに応えて出演者が再登場。DAY1の業務連絡(告知)を改めて行ったあと、いよいよクライマックスへ。ラストナンバーは、中村繪里子さんがトークのなかで口にした“最高傑作”のヒントで場内大歓声。その曲は、劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」のテーマソング「M@STERPIECE」。

「M@STERPIECE」(DAY2)
「M@STERPIECE」(DAY2)

 出演者がいろんな場所で手を振りながら歌うなかで、プロデューサーさんもクラップとともに、声出しが可能という状況もあって大合唱に。感動的なフィナーレで2日間のライブを締めくくる。最後の最後には、ステージに残っていた中村繪里子さんと今井さんが挨拶ののち、プロデューサーさんとの再会の約束をしていた。

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