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パナソニック、エネルギーの創る、使う、貯めるが変わる--V2H蓄電システム「eneplat」

CNET Japan Ad Special2023年09月25日 11時00分

 地球温暖化を受け、気温の上昇や極端な降水、破壊的な台風など、気候が大きく変わっている。この影響は光熱費やガソリン代の上昇として、家計に跳ね返ると同時に、多発する自然災害は停電などを引き起こし、従来の系統電気やガスだけに頼らない自立したライフライン確保へのニーズは高まっている。

 こうした背景から、住宅用における太陽光パネルの普及率は現在右肩上がりに推移。新築住宅における市場規模は、2022年の563万台から、2030年には900万台を超え、1.6倍へと増加する見通しだ。一方、環境面からも注目を集める電気自動車も販売台数が増加しているものの1つ。ガソリンスタンドで給油するのが当たり前だった自動車だが、電気自動車の登場により、自宅で給電するスタイルが始まりつつある。

 気候変動にあわせて、エネルギーを作り、使う環境が変わる中、家庭用の新たなエネルギーシステムとして注目を集めるのが、電気自動車やプラグインハイブリッド車に搭載しているバッテリーで蓄えた電力を家庭で使用できる「V2H」(Vehicle to Home)だ。パナソニックのV2H蓄電システム「eneplat」(エネプラット)は、太陽光発電で生み出した電力を蓄電池または電気自動車に蓄え、夜間などに住宅内へ放電できる自家消費機能を搭載し、エコな電力を最大限に活用できる機能を備える。


長年培った蓄電池のノウハウが同時充放電を生み出す

 V2H蓄電システムeneplatは、パワーステーション、蓄電池用コンバータ、V2Hスタンド、蓄電池ユニットなどから構成される、住宅用のV2H蓄電システム。電気自動車と蓄電池による同時充放電を実現しているのが大きな特徴で、太陽光発電を家庭内で有効活用できるため、系統電気などからの購入電力量を減らし、さらなる電力の自給自足を促す。

【住宅用】V2H蓄電システム「eneplat」
【住宅用】V2H蓄電システム「eneplat」

 同時充放電を実現できる背景には、パナソニックが長年培ってきた蓄電池技術が大きく寄与している。パナソニックの蓄電池は容量の異なる2つの電池を搭載できる仕様になっており、電流、電圧が異なっても同時に充放電できる設計思想を取り入れてきた。

 V2H蓄電システムeneplatではこの技術を横展開することで、電気自動車と蓄電池による同時充放電を実現。「蓄電池では異なる容量の蓄電池を組み合わせることでの“蓄電容量を選べる”というメリットのみだった」と話す仕様だが、この独自の設計思想が、V2Hで大きく役立つ。「フルパッケージで導入すると同時充放電できることで、太陽光で作ったエネルギーを無駄なく使え、住宅会社や工務店の方からは非常に好評」(パナソニック)と差別化ポイントにもつなげる。

電気自動車と蓄電池の同時充電比較
電気自動車と蓄電池の同時充電比較

 販売を後押しするもう1つの理由が設置性の良さだ。V2Hスタンドは通常のモデルに比べ3割程度のコンパクト化に成功。発電した直流の電気を交流に変えるパワーコンディショナは、壁の設置面積を従来モデル比3割程度削減している。

 「ボディ自体は、ほかと比べて特別小さいわけではなく、違うのは離隔距離を含めた設置面積。パワーコンディショナは、吸熱放熱の関係で、壁にぴったりとつけた設置はできず、一定の距離を開ける必要がある。eneplatは左右ではなく上下に吸熱放熱部分を搭載することで、従来200mm程度必要になる空間を5mmへと小さくできた」と工夫を施す。

従来モデル(右)に比べ、吸熱放熱口を上下に設けることで離隔距離を含めた設置面積を大幅に削減している(左)
従来モデル(右)に比べ、吸熱放熱口を上下に設けることで離隔距離を含めた設置面積を大幅に削減している(左)

災害対策としても有効、広がりを見せるユーザー層

 2月に受注を開始し、現在は新築戸建てを中心に多くの引き合いがあるという。「購入するタイミングは新築戸建てを購入するときと、電気自動車を購入するときの大きく2つ。電気自動車や太陽光発電は、富裕層向けというイメージが強いかもしれないが、補助金を用意していた自治体もあり、一概に富裕層限定の商品ではなくなってきている」とユーザー層は広がりを見せる。

 加えて、停電時のレジリエンス対応として導入を希望する人も多いとのこと。「停電を経験した人は、その対策としてのニーズが強い。加えて通常時は光熱費削減にも結びつくため、節電、停電対策としての引き合いもいただいている。eneplatでは、エネルギーソリューションの中核機器『AiSEG2(アイセグ2)』と連携し、日々の電力使用量と翌日の日射量予報を元に余剰電力量を予測し、蓄電池の充放電を自動制御する機能も搭載。停電に備えて蓄電残量を確保する」と災害時の備えも万全だ。

 次に狙うのは、オフィスビルや集合住宅向けの「V2X(Vehicle to Everything)」だ。オフィスでは社用車を電気自動車に変えたり、集合住宅では入居者がガソリン車から乗り換えるなど、電気自動車のニーズは高まっている。「電気自動車のカーシェアなど、ニーズが増えるなかでターゲット層を広げるためにV2Xの展開をはじめる。こちらは2024年1月に発売予定」と新たな展開も見据える。

 電気は電力会社から購入し、自動車はガソリンスタンドで給油するといった今までの当たり前だった生活は、電気自動車や太陽光発電の登場により、大きく変わりつつある。自宅で発電した電力を無駄なく使い、貯めるV2Hがエネルギーの新たな形として注目されている。

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