バンダイナムコエンターテインメントは12月26日、同社が展開している「アイドルマスター」シリーズのカンファレンス「PROJECT IM@S カンファレンス」を開催。そのなかで、ライバー活動を通してアイドルデビューを目指す新規アイドルプロジェクト「PROJECT IM@S vα-liv(ヴイアライヴ)」を発表した。
同シリーズにおいては、複合現実への挑戦の軸の一つとして、7月に発表した、作中のアイドルたちの活動の可能性を広げ、ゲーム領域に閉じないアイドル活動を目的とする「MRプロジェクト」の展開を強化。「PROJECT IM@S vα-liv」は、MRプロジェクトの新たな取り組みとなるもの。
ライバー活動を行うアイドル候補生を、視聴者がプロデューサーとして、配信を通じてプロデュースをしながらアイドルデビューに導くという、ライブストリーミングを起点とした、新たなアイドルプロデュース体験を提供するという。キャラクターデザインには、イラストレーターの森倉円氏を起用している。
カンファレンスで説明を行った、バンダイナムコエンターテインメント 第3IP事業ディビジョン 765プロダクション ゼネラルマネージャーの波多野公士氏は質疑応答において、アイドルマスターシリーズにおけるこの取り組みの位置づけとして「現状では候補生をライバーとして、ストリーミングのプラットフォームで活動していくことのみを考えている。この先、新しいブランドのひとつとして展開するか、各ブランドに合流させるかは未定だが、むしろここは、一緒にアイドルを育てていくプロデューサーさんたちと考えていきたい」としている。
活動開始は2023年春を予定しており、活動開始に先駆けて、展開の詳細発表を行う配信番組も予定しているという。
(C)窪岡俊之 THE IDOLM@STER TM&(C)Bandai Namco Entertainment Inc.
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」