グーグルは12月8日、2021年1月1日から11月22日までの「Google検索」ランキングを発表した。それによると、2020年と比較して急上昇したキーワードで、今年の話題や流行を反映している『急上昇ランキング』では、新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期となり今年の開催となった「東京2020オリンピック」が1位にランクインした。
2位には、投打の二刀流が評価され、今年の米大リーグでアメリカンリーグ最優秀選手(MVP)に選ばれたエンゼルスの「大谷翔平」。3位には、TVアニメでの放送開始に続き7月に公開された映画により人気となった「東京リベンジャーズ」がランクインしている。
また『話題の人』では、「大谷翔平」(急上昇ランキング2位)に続き、今年結婚を発表した「小松菜奈」が2位(同8位)、「夏目三久」が3位(同9位)となった。
意味を調べる時に使われる『とは』では、1位の「適応障害とは」も含め、「中皮腫とは」(6位)、「双極性障害とは」(7位)、「PTSDとは」(10位)など、疾患に関する検索が多く並んだ。加えて、世界的なトレンドとなった「クラブハウスとは」(2位)、「イカゲームとは」(3位)も上位にランクインしている。
急上昇ランキングの結果にも現れている通り、2021年は「東京2020オリンピック」開催が人々の関心を集め、オリンピックに出場した選手を含めて多くのアスリートが活躍した1年でもあった。『スポーツ選手』ランキングでは、「松山英樹」(3位)、「伊藤美誠」(4位)、「水谷隼」(6位)、「ウルフアロン」(7位)など、オリンピアンの名前が多く並んだ。
『オリンピック競技』と『パラリンピック競技』では、それぞれの大会名と一緒に多く検索された競技をランキングにしている。
まず、オリンピック競技では、「野球」が1位、「サッカー」が2位と従来からの人気競技が上位にランクインした一方で、東京2020オリンピックから種目に加えられた「サーフィン」も8位にランクインした。パラリンピック競技では、1位が「マラソン」、続いて「車いすテニス」が2位、「車いすバスケットボール」が3位と、オリンピックとは違う競技が上位にランクインしている。
映画カテゴリでは、人気漫画の映画「東京リベンジャーズ」が1位、2位には細田守監督最新作「竜とそばかすの姫」がランクイン。また、3位には1997年の映画「タイタニック」、8位に1985年の映画「グーニーズ」と、テレビで再放送された名作映画もランクインしている。
ドラマでは、世界的に話題となった「イカゲーム」が1位、2005年に放送された同作の続編を描いた「ドラゴン桜」が2位となり、朝ドラの「カムカムエヴリバディ」と「おかえりモネ」が3位と4位に並んだ。ゲームでは、「モンスターハンターライズ」が1位に、「ウマ娘プリティーダービー」が2位となった。
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