麻倉怜士氏が選ぶ2018年A&V機器10選--感動画質から憧れの8K放送まで - 2/10

加納恵 (編集部)2018年12月31日 08時30分
刮目ならぬ”刮耳”の仕上がり、価格も仕様も驚きのミュージックプレーヤー/ソニー「DMP-Z1」(デジタルミュージックプレーヤー)

 据え置き型、バッテリ駆動のデジタルミュージックプレーヤーで、税別価格は85万5000円。最初見た時は、よくここまで振り切ったモデルを作ったなと。実際音を聞いてみると、今まで聞いたことのない、質感や情報量を感じさせる音質で、難しいとされるヘッドホンの音場再現も見事だ。DMP-Z1では、音にピントが合うというか、ベールが取れるというか、刮目ならぬ”刮耳”の仕上がりだ。

 価格は違えど、DMP-Z1はいわゆる「ウォークマン」と同じ発想で、 約2490gと重いが、ポータブルでバッテリ駆動マシンだ。電源周りはオーディオファンが特に気にする部分で、ノイズのないクリーンな電源を確保するために専用電柱を建てるケースもあるほどだ。

 DMP-Z1では、電源による音質劣化を避けるためにバッテリ駆動を採用。これにより音の立ち上がりが良く、ノイズがないため、立ち下がりの音もきちんと再現できる。この再現性をクリアするのは相当難しく、音の立ち上がり、下がりカーブを質感やテンション感を含めて再現できているのは素晴らしい。

 もう1つの特徴はボリュームで、ハイエンドモデルにのみ使われているアナログボリュームを搭載。この採用には、並々ならぬ決意を感じ、オーディオに注力している姿勢を象徴している。

 最近のソニーはハイエンド志向になり、価格競争の激しいボリュームゾーンで真正面から勝負するのではなく、ワンアンドオンリーの魅力、仕様を引き出すことで、他社にはできない部分でオーディオファンの琴線を掴んでいる。

 ただ1つ残念なのは、アナログ出力を持たずプリアンプとして使えないところ。ヘッドホンのみの使用になるのは残念だが、そこも潔しとすべきなのだと思う。
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刮目ならぬ”刮耳”の仕上がり、価格も仕様も驚きのミュージックプレーヤー/ソニー「DMP-Z1」(デジタルミュージックプレーヤー)

 据え置き型、バッテリ駆動のデジタルミュージックプレーヤーで、税別価格は85万5000円。最初見た時は、よくここまで振り切ったモデルを作ったなと。実際音を聞いてみると、今まで聞いたことのない、質感や情報量を感じさせる音質で、難しいとされるヘッドホンの音場再現も見事だ。DMP-Z1では、音にピントが合うというか、ベールが取れるというか、刮目ならぬ”刮耳”の仕上がりだ。

 価格は違えど、DMP-Z1はいわゆる「ウォークマン」と同じ発想で、 約2490gと重いが、ポータブルでバッテリ駆動マシンだ。電源周りはオーディオファンが特に気にする部分で、ノイズのないクリーンな電源を確保するために専用電柱を建てるケースもあるほどだ。

 DMP-Z1では、電源による音質劣化を避けるためにバッテリ駆動を採用。これにより音の立ち上がりが良く、ノイズがないため、立ち下がりの音もきちんと再現できる。この再現性をクリアするのは相当難しく、音の立ち上がり、下がりカーブを質感やテンション感を含めて再現できているのは素晴らしい。

 もう1つの特徴はボリュームで、ハイエンドモデルにのみ使われているアナログボリュームを搭載。この採用には、並々ならぬ決意を感じ、オーディオに注力している姿勢を象徴している。

 最近のソニーはハイエンド志向になり、価格競争の激しいボリュームゾーンで真正面から勝負するのではなく、ワンアンドオンリーの魅力、仕様を引き出すことで、他社にはできない部分でオーディオファンの琴線を掴んでいる。

 ただ1つ残念なのは、アナログ出力を持たずプリアンプとして使えないところ。ヘッドホンのみの使用になるのは残念だが、そこも潔しとすべきなのだと思う。

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