2017年最高の名プレーヤー/OPPO「UDP-205」(4K UHD Blu-rayディスクプレーヤー)
発売以来、1~2カ月は品切れ状態が続いたという、2017年最高の名プレーヤーがこのOPPO「UDP-205」。BD、UHD BD、DVD、DVDオーディオ、CD、SACDとあらゆるディスクの再生に対応したマルチメディアプレーヤーで、「複数メディアが再生できるものは、個々のクオリティが低い」と言われることが多いが、そうした“懸念”を見事に払拭した。
とにかく画質、音質が素晴らしく、画質はディテールが生き生きと再現され、BDのアップコンバートの画質も良い。ESS Technologyの最新鋭旗艦DACチップ「ES9038PRO」を2基搭載した音質も出色の出来だ。
OPPOは、米国のエレクトロニクスメーカーだが、製品化においてはOPPO Digital Japanの意見を取り入れ、振動対策や部品を入れ替えるなどした結果、完成度が上がった実績があり、UDP-205でも、そうした連携プレイが発揮されているようだ。
ホームネットワーク接続機能も備え、家庭におけるすべてのコンテンツを取り込めるプレーヤーだが、弱点は映像配信サービスに対応していないこと。これは、UDP-205のユーザーであれば4Kテレビを導入済みのため、テレビに搭載されている機能は省こうという配慮から。すべてを網羅しつつも、二重の導入を抑えるという合理化したコンセプトもうまい。
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