Strategy Analyticsの調査によると、2018年第2四半期に世界全体で最も出荷台数の多かったスマートスピーカは「Google Home Mini」だった。同四半期にGoogleは230万台のHome Miniを出荷し、市場シェアは20%に達した。
ただし、市場全体を支配しているのはいまだにAmazonで、第2四半期の出荷台数では、上位3製品のうち2つを同社のスマートスピーカが占めている。2位の「Amazon Echo Dot」は220万台が出荷され、18%の市場シェアを獲得した。3位の「Amazon Echo」は140万台が出荷され、市場シェアは12%となっている。
Appleの「HomePod」はトップ5にも入れず、市場シェアはわずか6%だった。
ただし、HomePodは卸売販売額で見ると第2四半期の1位で、そのシェアも16%に達している。また、まだ規模は小さいながらも急速に成長している販売価格200ドル(約2万2000円)超のスマートスピーカ市場では、70%と圧倒的なシェアを獲得している。
Amazon Echoに続いたのは阿里巴巴(アリババ)の「天猫精霊(Tmall Genie)」とGoogleの「Google Home」で、いずれも出荷台数は80万台だった。
全体の出荷台数は1170万台に達し、2017年第2四半期の390万台から増加した。
卸売販売額は10億ドル(約1120億円)を超えた。Google Home MiniとAmazon Echo Dotが出荷台数の38%を占めた一方、卸売販売額に占める割合は17%にとどまった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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