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iPhone X発売開始、脱クアルコムチップへの動き--Appleニュース一気読み

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 10月24日〜11月6日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。

 11月3日、iPhone Xが発売となった。9月12日にiPhone 8シリーズとともに発表されていたこのデバイスが1カ月半以上遅れて登場した理由は、マーケティング上の戦略と、より多くのiPhone Xを発売日に顧客に届ける製造上の都合をマッチさせた結果と見ている。

 iPhone XはiPhoneとして初めて有機ELディスプレイを搭載し、またホームボタンを廃止した5.8インチのスマートフォンだ。サイズはiPhone 8に近く、iOS 11の挙動を見てもPlusモデルというよりは、通常モデルのiPhoneとしての扱いを受けている。


 今後のiPhoneのスタンダードなサイズを担う製品として注目される。前述の通り前面をディスプレイとするデザインの実現のため、ホームボタンが廃止された問題を解決するためにさまざまな工夫がある。指紋から顔の認証へと変更されたFace IDや、ホームボタンの代わりにフリックのジェスチャーを用いる操作性がこれにあたる。

 iPhone 8を使い始めた際、機械学習処理に長けたA11 Bionicの真価を日常的に図ることは難しかった。アプリが出揃ってくるまでは、その性能を常に意識することはできなかった。しかしiPhone Xは、ロック解除をするたびにFace IDを利用しており、A11 Bionicがより複雑な生体認証を瞬時にこなす様子を体感できる。

 iPhone Xは年内に2000万台とも言われる限られた供給台数で、これまでのiPhoneよりも大幅に価格が上昇しており、分割払いの与信が通りにくくなるなど、今後もその動向に注目が集まるが、少なくともAppleにとっては、売上高、株価の押し上げに十分や役割を果たしていくことになりそうだ。

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Appleの脱クアルコムチップの時は迫る

 AppleとQualcommは、モデムチップとライセンス料にかかわる問題で訴訟合戦を展開している。これまでiPhoneやiPadなどの通信を行うiOSデバイスには、Qualcommの通信チップが採用されてきたが、2018年のモデルからはこれを廃止する方向で動いているとの情報が伝わってきた。

 Qualcommに代わって採用されるのは、現在もすでに供給を受けているIntelに加え、台湾の半導体メーカーMediaTekの名前が取り沙汰されている。Appleは現在、Qualcommに対して、10億ドルの支払いを求めた訴訟を起こしており、公正なライセンス条件を提供していない点を主張している。

 QualcommはAppleからのライセンス収入が止まっている状態にあり、その業績にも影響を与え始めているが、直近の決算では予想を上回る結果を発表した。

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Apple CEOのフェイクニュースやロシア問題への見解

 Appleにとって、現在最も重要な市場は中国だ。2014年のiPhone 6シリーズ発売から急速に立ち上がったが、ここ数年はその反動から不振が続いており、立て直しを図るべく、取り組みを強めてきた。直近の2017年第4四半期決算における最も明るいニュースも、中国市場の回復基調だった。

 中国市場は、同国内の法規制や投資環境、政治的な関係など、さまざまなことに配慮を強めて行く必要がある。Tim Cook CEO自身も、中国を訪れて階段を持ったり、同国への投資を発表したりするなど、繊細な気づかいを見せていることからも、その舵取りの難しさをのぞかせる。

 また米国では現在、ロシアからのソーシャルメディアにおける広告と選挙キャンペーンの関係が取り沙汰されている。トランプ大統領の外遊中、最もセンシティブな問題ともなっている。

 これに対してTim Cook CEOは、外国政府の広告は(Appleの)プラットホーム上では0.1%程度の影響力しかない、とした。その上で、人々を分断したり、操ったり、偽のニュースを大勢に配信して、人々の思考に影響を及ぼすためにツールが使われていることに大きな関心を持っているとした。

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Appleは持続可能性に対応するメーカー第2位

 Appleは再生可能エネルギーや資源の循環プログラムなどを打ち出し、持続可能性に配慮する姿勢をアピールしている。

 Greenpeaceが主要な消費者向け電子製品メーカーの環境に対する影響度を調べるGuide to Greener Electronicsによると、Appleは持続可能性が優秀なメーカー2位にAppleを位置づけた。最優秀メーカーはFairphone、Amazonは不可との評価だった。

 Appleは現在、世界中の拠点での再生可能エネルギー100%化への取り組みを進めており、先の発表で、日本でも100%達成の道筋を付けた。同時にサプライヤーに対しても、再生可能エネルギーでの操業を支援する動きを見せており、日本ではイビデンが、Apple向けの製造に関して、再生可能エネルギー化を図ることを発表している。

持続可能性が最優秀のメーカーはFairphone、2位はアップル--アマゾンは「不可」(11/2)

OSアップデート、新絵文字も利用可能に

 AppleはiPhone X発表の直前となる11月1日に、iOS 11.1をリリースした。iPhone Xには発売当初からiOS 11.1がセットされて出荷されている。

 iOS 11.1にはKRACKと呼ばれるWi-Fiの脆弱性の対処の他、70以上の新しい絵文字が追加されている。新しい絵文字には、サンドイッチ、ココナッツなどの新しい食べ物や、目が星になったり頭が爆発する顔文字、スカーフをかぶった女性、供給、シマウマ、ゾンビなどが追加される。

 絵文字の数も膨大になっており、絵文字キーボードからでは新しい絵文字を選びにくくなってきた。日本語環境で使っている場合は、日本語で「ぞんび」と入力すれば、変換候補に絵文字が現れるので便利だ。

「iOS 11.1」リリース--70以上の絵文字を追加、「KRACK」脆弱性に対処(11/1)
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Appleのオリジナルテレビコンテンツ戦略

 Appleは、Apple Musicでカープールカラオケやアーティストのドキュメンタリーなどを制作し、オリジナルコンテンツを購読型サービスの目玉として活用しようとしている。今後もその動きを強めて行くようだ。

 Appleは英国のテレビ業界の著名人であるJay Hunt氏を起用し、Appleのエンターテインメント部門における強化策の一翼を担うことになる。既に番組制作で評価が高まっているNetflixやAmazonに対しての競争力を高めていくことが期待される。

 Appleはオリジナルコンテンツの制作に10億ドルを投じる計画だ。しかしその一方で、暴力的もしくは性的な表現を控えたコンテンツを準備していくことで、家族を含む幅広い視聴層をターゲットにするコンテンツを用意していこうとしている。

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