「Apple Music」が10周年を迎え、長年のリスナーに向けて懐かしいプレゼントを用意した。同サービスは米国時間6月30日、ユーザーがこれまでに最も多く再生した楽曲を閲覧・再生できる新機能「リプレイ:オールタイム」を公開した。
このパーソナライズされた新セクションは、Appleが毎年提供している「リプレイ」を拡張し、加入以来の全リスニング履歴を参照する。私の場合、1年以上前に「Beats Studio Pro」を購入してApple Musicを3カ月無料で体験してから、そのまま使い続けている。
Apple Musicをもっと前から利用している人なら、10年分の音楽遍歴を振り返って赤面したり、拍手したり、ただ懐かしんだりできる。私は1月にアークティック・モンキーズを聴き倒したことや、2月中旬にリリースされたThe 1975の新しいライブアルバムを3月いっぱい狂ったように聴き続けたことを思い出した。
この機能を試すには、replay.music.apple.comにアクセスして「Apple ID」でサインインする。現在の2025年版リプレイの横に、Apple Musicの全履歴にまたがる統計を示す新しい「リプレイ:オールタイム」が表示される。
Apple Musicアプリを開くと、ホームタブの上部に最もよく聴いた曲を表示するタイルが現れる。自分の歴代トップ10曲を目にするのは、音楽のタイムカプセルを開けるような感覚だった。どうやら私の好みは、思っていたよりずっと予測しやすいようだ(テイラー・スウィフトとフィービー・ブリジャーズの曲が多い)。
AppleはApple Music10周年を記念して、この10年に最もよく再生された500曲も発表する。
また今夏、ロサンゼルスにアーティスト向けの新しいApple Musicのスタジオを立ち上げる。この3階建て、面積1万5000平方フィート以上の施設には、4000平方フィートのサウンドステージ、フォト&ソーシャルメディアラボ、編集室に加え、2つのラジオスタジオと空間オーディオミキシングルームが設けられる。
Apple Musicは2015年6月30日にSpotifyに対抗するサービスとして始まった。それ以来、1億以上の楽曲と数千万人の有料プラン加入者を擁し、Appleのエコシステムに深く統合されている。
Appleの発表この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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