米国時間12月27日に発表された最新の調査結果によると、2016年のホリデーシーズン、Appleのスマートフォンとタブレットのアクティベーション件数は、ライバルであるサムスンの2倍近くに上ったという。
モバイルアプリ分析を手がけるFlurryによると、2016年のホリデーシーズンにおけるスマートフォンとタブレットのアクティベーションのうち、Apple製品が約44%を占めたのに対し、サムスン製品は21%だったという。iPhoneは依然として最も人気の高いプレゼントだが、サムスンも「ホリデーシーズンを通して徐々に人気を増しており、前年から1%増加した」とFlurryは述べた。
メーカー別のアクティベーション件数でAppleとサムスンに次ぐ3位に入ったのはシェア3%のHuaweiで、同2%のLG、Amazon、Oppo、Xiaomi、Motorolaがそれに続いた。トップ2とそのほかのメーカーの圧倒的な差は、Appleとサムスンが世界の携帯端末市場で長年にわたり優位に立ってきた事実を浮き彫りにしている。
Flurryの調査結果によると、携帯端末の種類で最も人気が高いのは、依然としてAppleの「iPhone 7」やサムスンの「Galaxy S7」といった中型スマートフォンだが、2016年のホリデーシーズン、その割合は前年の54%から45%に低下したという。
人気低下の要因の1つはファブレット(Appleの新しい「iPhone 7 Plus」のような巨大スマートフォン)で、中型スマートフォンの売り上げを奪い続けている。2016年のホリデーシーズン、ファブレットが端末アクティベーションに占めた割合は37%で、前年の27%から増加したとFlurryは報告している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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