米国では5人に1人がウェアラブル機器を使用--Fitbitが36%、Apple Watchは16%

 Forrester Researchが公表したレポートによると、米国では何らかのインターネットアクセス手段を持つ18歳以上の21%がスマートウォッチやスマートグラス、スマート活動量計などのウェアラブルデバイスを使っているという。Forrester Researchは「消費者にウェアラブルデバイスが普及し始めた」とした。

 具体的なデバイス別の普及率は、活動量計リストバンド「Fitbit」が36%で最多。2位も活動量計で「Nike Fuel Band」の16%。スマートウォッチの認知度を飛躍的に高めた「Apple Watch」は16%で同率2位。スマートグラス「Google Glass」は15%で3位になった。主なウェアラブルデバイスの普及率は以下のとおり。

  • Fitbit:36%
  • Nike Fuel Band:16%
  • Apple Watch:16%
  • Google Glass:15%
  • GoPro:13%
  • Samsung Galaxy Gear:13%
  • Microsoft Band:11%
  • Jawbone:10%

各ウェアラブルデバイスの普及率(出典:Forrester)

 世代別のウェアラブルデバイス普及率は、Z世代(1995年以降に生まれた世代)が34%、Y世代(1980~1995年頃に生まれた世代)が35%で、ほかの世代に比べ目立って高い。X世代(1965~1970年代後半に生まれた世代)、ベビーブーム世代(1945~1964年頃に生まれた世代)、伝統主義者世代(1928~1945年ごろに生まれた世代)も含めた普及率は以下のとおり。

  • Z世代:34%
  • Y世代:35%
  • X世代:18%
  • ベビーブーム世代(若年層):11%
  • ベビーブーム世代(高年層):7%
  • 伝統主義者世代:7%

世代別のウェアラブルデバイス普及率(出典:Forrester)

 また、米国においてインターネット接続可能なデバイスの普及率は世代を問わず高く、接続手段を持っている人は平均4台以上のデバイスを使っていた。スマートフォンの利用率は70%だった。

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