A・Tコミュニケーションズは5月27日、オリジナルデザインQRコード作成サービス「LogoQ Code Marketing SoftBank C&S Edition」をソフトバンク コマース&サービスより提供開始したと発表した。
このサービスでは、オリジナルのロゴ・イラスト入りフルカラー二次元QRコード「ロゴQ」を作成できる。基本プランの料金は、初期費用が10万円、月額費用が10万円。
同社が運営しているネットショップ「LogoQ STORE」では、これまでも用意された画像や文字テンプレートを利用してロゴQの作成が可能だったが、ロゴQ自動生成エンジン「LogoQ Maker」のバージョンアップにより、ユーザーオリジナルのロゴやイラストを使ってロゴQが作成できるようになった。
また、マーケティング機能も提供しており、ロゴQから指定先URLにアクセスされた数やアクセス元の端末(携帯電話/スマートフォン別)、アクセス日時などをマイページ上から閲覧できる「アクセス集計」機能を利用できる。
A・Tコミュニケーションズは、ソフトバンク コマース&サービスからサービスを提供した経緯について、同社が4月に提供を開始したデジタルマーケティングツールやソリューションを購入できる事業者向けのプラットフォームサービス「Marketing Bank」との連携を挙げた。Marketing Bankを介すことでロゴQをデジタルマーケティングツールとして提供できると判断したという。
同サービスは、大量生成(バリアブル対応)に対応する。たとえば店舗別にアクセス集計をする目的で1000個のロゴQを作成する場合は、指定情報を記入したCSVファイルをアップロードすることで、店舗ごとにID番号を付与した同じ画像のロゴQ 1000個を自動的に作成可能だという。
同社では、サービスをバージョンアップさせ、QRコードの偽造防止としてセキュリティツールの側面でも提供を予定している。また、「LogoQ Maker」のAPIやモジュールの提供も予定しているという。
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