米CNETが選ぶ「2013年テック業界の出来事ワースト10」をお届けする。2013年のテクノロジ業界における、忘れがたい失敗や失策の数々だ。
特別賞:「SimCity」公開の失敗
軽く扱われたゲーマーの怒りは地獄よりも恐ろしい、というところだろうか。新しい「SimCity」の発売は、歴史ある都市建設ゲームシリーズに大幅な改善と見直しを行った、新バージョンの到来となるはずだった。残念なことに、インターネットへの常時接続というElectronics Artsの決定は(同社はこのゲームのソーシャル機能とリソースのためにはそれが不可欠だと主張している)、同社のサーバを完全にダウンさせ、結果としてエクスペリエンスが低下したり、プレーヤーが全くログインできなくなったりした。
SimCity発売は大失敗で、常時オンライン接続のポリシー(後でも述べる)とElectronics Artsへの嫌悪が高まることになった(同社は米国で最もひどい企業に2年連続で選ばれた)。
Electronics Artsはファンに対して問題を完全に修正したと請け合ったが、その後の8月に、SimCityの「Mac」バージョンで全く同じ問題を起こしている。
残念な話だ。ゲーム自体はそれほど悪くないのに。
提供: Maxis/EA