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「Xbox One」レビュー(後編)--リビングの中心に置く次世代エンターテイメントシステム - (page 3)

Jeff Bakalar (CNET News) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2013年12月03日 07時30分
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テレビ以外のエンターテインメント

 OneGuideと音声指示によるチャンネルの変更に注目が集まっているため、「Xbox 360」でもリビングルーム向けの素晴らしい機能が実現されていたという事実を忘れてしまいがちだ。そういった機能にはXbox Oneに受け継がれているものもあれば、受け継がれていないものもあり、実現が待ち望まれているものもある。

 Microsoftは11月の初めに「ローンチアプリ」の長いリストを発表したが、それらはXbox Oneの発売時から2014年の春までに用意される予定であるという注釈が付けられている。発売前のファームウェアでは、Netflixや「Amazon Instant Video」、Hulu Plus、「NFL」「Crackle」「VUDU」「YouTube」「FOX NOW」「FXNow」「TED」「Redbox Instant」「Skype」など、アプリの品ぞろえはそこそこのものとなっていた。とは言うものの「HBO GO」や「Pandora」「Spotify」は搭載されていなかった(Xbox One向けのHBO GOはローンチウィンドウ内に提供されると伝えられているが、後の2つについては今のところまだ何も分かっていない)。

提供:Sarah Tew/CNET
提供:Sarah Tew/CNET

 つまり、Xbox 360を使用してストリーミングビデオを視聴しているのであれば、現状のXbox Oneで置き換えるわけにはいかないということだ。

 なお、Xbox OneはXbox 360で最も素晴らしい機能のうちの1つをサポートしている。それは、Kinectと「Bing」を使用したクロスプラットフォームでの動画検索だ。「Xbox, Bing 'Parks and Recreation'」(Xbox、Bingで「Parks and Recreation」を検索)と命令するだけで利用可能なビデオサービスすべてが検索されるのは素晴らしい。しかし、検索結果が自らの契約しているケーブルテレビのコンテンツとは無関係である点に違和感を感じる。テレビと録画コンテンツを統合した結果が得られるような動画検索を期待しているものの、現時点ではストリーミングビデオアプリの検索に制限されているわけである。OneGuideとBing検索を使用して、Xbox 360における「XFINITY」のようなアプリ経由でケーブルコンテンツへのアクセスが可能になるという夢を描けるだろうが、現在のところそういったサービスを実現するXbox One向けアプリすらないのである。

提供:Sarah Tew/CNET
提供:Sarah Tew/CNET

 Xbox Oneでは、Blu-ray DiscやDVD、CDといったメディアもサポートされている。ただ、DLNAという観点から見た場合、状況は少し不満の残るものとなる。Xbox Oneがサポートしているのは、Microsoftのプロプライエタリな「Play To」というプロトコルだけである。このため、Xbox Oneにメディアのストリーミングをさせたいという場合、コンソール上の「SkyDrive」アプリを使ってアクセスできるSkyDriveのアカウント内にロードしておく必要がある。

共有とソーシャルネットワーク

 ゲームプレイ時の映像を共有するという機能は、Xbox Oneや「PlayStation 4」(PS4)といった次世代コンソールでは必須のものとして考えられている。Xbox Oneでは動画のアップロードとストリーミングのみが可能とされている一方、PS4ではFacebookとTwitterにスクリーンショットをアップロードすることもできる。なお、Xbox Oneで録画した動画は、本記事執筆時点では「Upload」アプリを用いたアップロードしかできないが、PS4ではTwitchやUstreamへのストリーミングが既に実現されている。また、「Upload Studio」アプリを使用すれば録画した動画の編集が可能となるものの、これもまだ利用可能にはなっていない。こういったサービスが2014年に開始された暁には、Facebookへの動画のアップロードや、Twitchへのストリーミングが可能になるはずだ。

 現在のところ、Xbox Oneにはソーシャルネットワークとの統合機能が欠けているようであり、ゲームの録画機能もPS4ほどシームレスなものとなっていない。「Xbox, record that」(Xbox、今の部分を記録)という音声コマンドを使わないのであれば、録画を開始するまでに半ダースくらいの手順を踏む必要がある。また、PS4は直近15分間のゲームプレイを常時録画するようになっているものの、Xbox Oneは直近30秒間しかバッファに格納されない。

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