ソーシャルプロモーションアプリ「Kolor」を提供するインタレストマーケティングは8月27日、クレディセゾンが運営する「永久不滅com」、ネットマイルが運営する「ネットマイル」、ゲインが運営する「Qzoo」と、相互送客を目的にサービス連携したことを発表した。
Kolorは、ユーザーのFacebook上での影響力と興味関心(インタレスト)を独自に判定して、企業から「ミッション」と呼ばれるプロモーション情報を配信するサービス。ユーザーは“指定の場所にチェックインする”“懸賞に応募する”など、自分あてに届いたミッションを達成すると、ご褒美と交換できるバリューポイントや、バッジ(称号)をもらえる。
3月28日にiOSアプリが公開され、8月末時点のダウンロード数は4万を超える。2013年内にAndroidアプリも提供する予定だ。またサービス開始当初は、伊藤ハムや東急ハンズなど11社が情報を配信した。たとえば、プーマ・ジャパンは軽量スニーカー「Future Suede」の軽さを伝えるために重さを選択肢にしたクイズミッションなどを実施している。現在は日本マイクロソフトやHuluなどが加わり、40社まで拡大しているという。
今回新たに、クレディセゾンのネット会員が利用できる「永久不滅.com」、ネット共通ポイントプログラム「ネットマイル」、アンケートサイト「Qzoo」と連携し、各サービスでKolorへの登録を促すとともに、Kolorでミッションをクリアすると貯まる「バリューポイント」を各社が提供するポイントに交換できるようにする。バリューポイントは、これまで景品の抽選参加にのみ利用可能だったが、今後は各種アイテムやマイルとの交換、カード利用代金などに利用できるようにする。
インタレストマーケティング代表取締役社長の坂井光氏は、「送客していただいたユーザーがKolorでミッションを行うと、対象企業から支払われた金額の一部をアライアンス企業にお返しするレベニューシェアモデルを採用している」と説明。今後はアライアンス企業を拡充することで、ユーザーの拡大を図り、2013年内に30万人を超えるサービスへと成長させたいとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力