ブランド統合室という社長直轄の部署が担当しており、数名で運用しています。いずれも兼任です。TwitterもFacebookも投稿はもちろん、コメントへの返信など常にタイムラインを見ている必要がありますから、通常業務との切り分けは難しいですね。担当者は年中無休で取り組んでいる感覚です。
ただそれぞれの担当者はそれほど大変だとは感じていなくて、むしろライフワークのような感覚で取り組んでいます。SNSは21時以降の時間帯が一番活発になるので、夜ももちろん見なければなりませんが、仕事という感覚は、ある意味持っていません。そういう意識をなくさないと続けられないと思います。
フォロワーの方から反応があるからですね。タニタはメーカーなので、お客様の声が直接聞ける部署はそう多くありません。商品のことを言ってくれたり、タニタのツイートに対して反応してくださったりするのは、貴重な体験です。またTwitterの特徴として、こんな反応が返ってくるだろうなと考えながらツイートしていることもあります。その通りの反応が返ってくるとすごくうれしいですし、担当者のモチベーションも上がります。
タニタを知らない方に対し、関係作りをしていくことが第一ですね。加えてもう少し攻めた企画を実行していきたいと考えています。これだけ企業アカウントがある中、普通にしていたらアカウントがあること自体も気づかれないと思います。心がけているのは突き抜けること。一度突き抜けてしまうと2度目、3度目はやりやすくなります。突き抜けることで、これなら大丈夫という範囲もわかります。普通にしていたら廃れてしまう。多くの企業アカウントの中からフォローしてもらえるような突き抜けたSNSでありたいと思っています。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス