OpenAIの最高技術責任者(CTO)だったMira Murati氏のAIスタートアップ、Thinking Machines Labが20億ドル(約3000億円)を調達した。同氏が7月16日にソーシャルメディア「X」で発表した。
資金調達はベンチャーキャピタル大手Andreessen Horowitzが率い、NVIDIA、Accel、ServiceNow、CISCO、AMD、Jane Streetらが参加した。
Murati氏は、「人間が世界と自然にやり取りする方法に合わせて機能する、マルチモーダルなAIを開発中だ」として、「今後数カ月以内に最初の製品を発表できることをうれしく思う。これは重要なオープンソースコンポーネントを含み、カスタムモデルを開発する研究者やスタートアップに役立つものだ」と述べた。
2024年にOpenAIを退職したMurati氏は、複数の元同僚とともに2025年2月にThinking Machines Labを創業。「誰もが知識やツールにアクセスし、AIを独自のニーズや目的に合わせて活用できる未来を作る」とうたっている。
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