サムスンは5四半期連続で、中国のスマートフォン市場における首位の座を維持することに成功した。さらに、1四半期に1000万台以上のスマートフォンを販売して、自らの記録を更新した。
市場調査会社のStrategy Analyticsが発表した最新のデータによると、サムスンは2013年第1四半期、中国で1250万台のスマートフォンを販売したという。これは前期比で2.2%の増加で、中国のスマートフォン市場の18.5%に相当する。これらの数字を最初に報道したのは、The Korea Heraldだった。
2位は810万台のスマートフォンを販売した中国のHuawei(ファーウェイ)で、790万台のLenovo、700万台の中国のCoolpad、640万台のZTEがこれに続いた。その下の6位にランクインしたのはAppleで、第1四半期に610万台のスマートフォンを販売した。
Strategy Analyticsによると、中国は世界最大のスマートフォン市場の1つで、全世界の出荷台数の約32%を占めているという。そして、サムスンがこの市場で優位に立ったのは、つい最近のことだ。Strategy Analyticsが3月に発表したところによると、サムスンは2012年通年でライバルのNokiaを上回る3006万台のデバイスを販売し、中国市場で初めて年間を通しての首位に立ったという。2011年、サムスンの販売台数は1090万台だった。
サムスンは世界市場でも好調だ。Strategy Analyticsによる別の報告書によると、同社は第1四半期、「Android」スマートフォンが生み出した利益のほぼすべてを獲得したという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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